今回は「にせ八ツ」とも呼ばれている茅ケ岳を目指した。この山 中央自動車道を東京から松本方面に向かうと甲府の先で右手に見えてくる。 更に行くと本当の八ヶ岳が見えてくるが間違える人もいるのだろう。 下の写真左が八ヶ岳で右が茅ケ岳である。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||
今回のコースは深田公園駐車場7:50~女岩8:55~9:50茅ケ岳山頂10:30~深田公園駐車場11:40 の約7.7Kmのコースである。 |
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茅ケ岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「茅ケ岳」ルートと時間
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この茅ケ岳は 今の中高年の登山ブームの源ともいえる日本百名山の選者(作者)である深田久弥終焉の山としても有名である。 駐車場から直ぐのところに公園があり、「百の頂に百の喜びあり」と刻まれた記念碑がある。 記念碑を見てからいよいよ登り始めである。 |
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登山道の始めは林道のようで車1台が通れる道である。松や唐松、クヌギなどの雑然と生えた森の中を行くが時々開拓農家の廃屋がある。 以前はこのへんまで畑を作っていたのだろうか。錆びたリヤカーなどもある。 |
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やまぶき |
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40分ほど歩くと林道も終わりとなり道幅も細くなる。 大分暖かくなってきたので色々な花も咲き始めている。茅ケ岳で綺麗だった花の一つがにりんそうである。群れをつくり白い花を咲かせていた。 |
にりんそう |
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はしりどころ |
道は険しくは無いが石ころのごろごろした涸沢のような道となる。まだ紫の花の少ないはしりどころが道の両側にある。 |
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1時間ほどで大きな岩 女岩にぶつかる。周りに木が茂っているせいか圧倒されるというほどではない。 岩殿山の稚児落としの岸壁の方が迫力がある。 この 女岩は巻くように登っていくとまたなだらかな登り道が続く。 |
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コルに出て間もなく深田久弥終焉の場所にくる。ここで脳出血で亡くなったそうである。 後方 左上には100名山の一つ金峰山がよく見える。 |
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みつばつつじ |
更に登ると今度は富士山が良く見える。 |
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更にひと登りで山頂である。この山 高度差700mであるが坂が比較的平坦なせいか意外に簡単に山頂に到達してしまった。 ハードな登山を期待していくと物足りないかも知れないが楽しんで登るにはいいだろう。なんといっても山頂からの景色がいい。 |
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茅ケ岳山頂からのつぎはぎだらけの展望図 ← 左右に動かせます → | ||||||||||||
特に南アルプスは近いこともありすばらしい。以前登った甲斐駒ケ岳、仙丈が岳、 農鳥岳、間の岳など同定するのも楽しみの一つだろう。 |
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頂上から5分ほどで千本桜と深田公園への分岐がある。深田公園を目指し尾根道を下っていく。こちらの道は登った道より更に傾斜が緩い楽な道である。つつじを楽しみながら1時間も下ると登った道の途中に合流する。 合流して15分ほどで駐車場に到着である。 |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出 |