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米山 [よねやま]   2017.5.12(2017.5.16作成)

そろそろ花も綺麗な時期になって来たので 新潟の三百名山 米山に出かけた。/p>

今回のコースは 大平登山口11:07~12:10二ノ字12:30~13:21尸羅場跡13:26~13:54米山14:16~尸羅場跡14:31~ 15:16二ノ字15:23~大平登山口16:07 の約5.9Kmのピストンコースである。天気もよさそうで 楽しい山歩きが期待できそうであった。

米山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「塩ノ山」ルートと時間
大平登山口11:0716:07
二ノ字12:10-12:3015:16-15:23
尸羅場跡13:21-13:2614:31
米山13:54-14:16
登山道入口

大平集落の駐車場の登山道入口からしばらくは舗装された道を進む。暫く進むと右手の大木に「登山道入口」の札がついており、 ここから山道が始まる。

登山口
登山口

しかしこの山道もまた林道を横切り山道に入ったかと思えばその後再び200m位の林道歩きとなる。そのあとでようやく本格的な山道歩きとなる。

山道に入れば両側にいろいろな花が咲いている。

ニリンソウ
ニリンソウ
エンレイソウ
エンレイソウ
ヒロハテンナンショウ
ヒロハテンナンショウ
オオタチツボスミレ
オオタチツボスミレ
チゴユリ
チゴユリ
コイワカガミ
コイワカガミ
イカリソウ
イカリソウ
ムラサキヤシオ
ムラサキヤシオ
ムシカリ
ムシカリ
登山道

初めの内は良く整備された緩い登山道を登って行く。その後も下ることのない階段が切られた登山道を進むが 二ノ字が近づくと傾斜も急になって来る。

レンゲツツジ
レンゲツツジ
シロバナイワカガミ
シロバナイワカガミ

急になった登りの途中で振り返って見れば 写真では良く見えないが 少し霞んだ日本海が見えている。

日本海
二ノ字から見た米山

1時間ほど登ったところで 米山が良く見える二ノ字に到着する。頂上の避難小屋もはっきり見えている。

ここで昼食を取り その後しばらくは緩い傾斜の尾根道を進む。

尾根道
711m峰
梯子
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緩い登りを登り切ると 711m峰である。ここからはしばらく下った後 米山山頂目指して登る一方である。

登りもかなり急になり、梯子がかかったところもある。

ブナ林

気持ちの良い 太いブナが沢山生えている林を更に登って行く。

麓ではすでに種のついていたショウジョウバカマも綺麗な花をつけていた。

ショウジョウバカマ
ショウジョウバカマ
ガンバレ岩

急な登りを登ると梯子の先に「ガンバレ」と赤ペンキで書かれた ガンバレ岩がある。

更に10分ほどのぼると 最後の急登の前の踊り場である尸羅場跡に着く。昔はここから山頂までは女人禁制であったそうだ。

尸羅場跡

登り一方の急な坂道を花を見ながら登る。

小さな残雪をよぎって登ると 山頂の避難小屋が見えてくる。

タムシバ
ナガハシスミレ
ナガハシスミレ
避難小屋

避難小屋の前を通り 最後の10段程度の階段を登れば 米山の山頂である。

米山山頂

この米山は 明治時代に設置された「原三角測点」(右の写真)の残る山である。日本全国で現在確認されている原三角点の残る山 3か所(他に雲取山白髪岩)もこれで制覇できたことになる。

三角点
原三角点

この日は晴れてはいたが 霞んでいたので展望はあまり良くなかった。

山頂にある 日本三大薬師の一つ 米山薬師は質素な建物であった。

米山山頂(2017.5.12)

この日のコースは往復コースなので 山頂でしばし休息の後 来た道を下る。

ヤマザクラ
ヤマザクラ
カンスゲ
カンスゲ
残雪

残雪が解け 道も滑りやすくなっているので注意しながら下る。

急な階段状の道をどんどん下り 711m峰も通過。

711m峰
二ノ字

711m峰から緩い下りを進めば 昼食を食べた二ノ字に至る。来た時より雲が増え 山頂も霞がちであった。

さらにくだること45分で出発点の駐車場に戻ってこれた。

米山は相当急な階段道が連続し予想以上に疲れた山であった。

出発点

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高993m
最低標高233m
累計登り824m
累計下り824m
歩行距離5.9km
鳥瞰図

北東側の柏崎駅上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。/

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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