明治時代に設置された三角点が残っている 白髪岩に行ってみた。その後近くに設置された一等三角点のある赤久縄山も
行ってみた。
今回のコースは 赤久縄山北入口10:39~10:53赤久縄山11:04~赤久縄山西入口11:13、白髪岩登山口11:36~12:19白髪岩12:44
~13:26白髪岩登山口13:31~白髪山13:45~持倉分岐14:05~14:20南小太郎山14:30~持倉分岐14:50~持倉15:55
の約8.2Kmのコースである。
|
白髪岩はこのあたりです。
クリックすると拡大画面に
|
踏破ルートです。
クリックすると拡大画面に
|
「白髪岩」ルートと時間
北入口 | 10:39 | | 赤久縄山 | 10:53-11:04 | | 西入口 | 11:13 | | 白髪岩 | | 12:19-12:44 | 白髪岩登山口 | 11:36 | 13:26-13:31 | 白髪山 | | 13:45 | 持倉分岐 | 14:50 | 14:05 | 南小太郎山 | | 14:20-14:30 | 持倉 | 15:55 | |
|
|
御荷鉾スーパー林道を登っていくと あたりは森林公園になっている。公園の管理事務所を過ぎてしばらくすると 赤久縄山の北コースの入口がある。
赤久縄山へは幾つかコースがあるが ここからが最短で頂上に行けるようだ。
それほど急でない樹林の道を登る。
|
|
15分足らずで赤久縄山の山頂に着く。ここには1等三角点がある。明治時代には白髪岩に設置されたが そのご赤久縄山に
1等三角点が設置されたらしい。
|
|
|
|
頂上からの展望は樹林にさえぎられあまり良くないが それでも 御荷鉾山の向こうに筑波山が、樹林の間からはこの日が初冠雪だったという
薄っすらと雪をかぶった富士山も見えていた。
|
|
頂上からの下りは西コースをたどり 10分ほどで西入口に到着する。
|
|
西入口から御荷鉾スーパー林道を 杖植峠の方へ移動すると 車が数台駐車できるスペースがあり、そこが白髪岩への登山口である。
|
|
白髪岩登山口には標識は無く テープのマーカーがあるくらいである。
登山口からすぐちょっとした登りがあるが その後は比較的緩いアップダウンの笹の道を進む。踏み跡はあるので見失わないよう進む。
|
|
|
|
笹の道からやがて尾根の道を進むが このあたりまで来るとちらほらと綺麗な五葉つつじの紅葉が見える。
前方の紅葉が目立つようになると岩場がある。ロープの張られた岩場を登るとほどなくして白髪岩の最高部である。
|
白髪岩の最高部には 2001年5月に地元の方が見つけられた明治時代に設置された原三角点があり、これを見に来る人も
最近は(私を含めて)多いらしい。
|
|
|
明治十五年十月
|
原三角測點
|
内務省地理局
|
白髪岩で昼食後 来た道を戻るが、少し下ったところからの展望が良い。が、このあたりの山名の同定難しく良く分からない。
← 左右に動かせます →
|
|
岩場を下り 笹の中の踏み跡をたどって スーパー林道の登山口まで戻ったあとは、南小太郎山への登山口まで 林道を少し戻る。
登山口にはテープのマーカーがあるくらいだが どうやら白髪岩との近道らしく さらに先まで行けばちゃんとした登山口があるらしい。
|
|
|
|
本来の登山口からの道と合流して少し行けば白髪山である。小さな標識がぶら下がっている。
このあたりで11月13日に神流町のマウンテンランが開催されるようで「神流」の文字の入った標識やテープが目立つようになる。
|
|
持倉への分岐を過ぎ 下って行くと 萱の平への分岐を右に分け 南小太郎山への登りが始まる。
南小太郎山に登る人はほとんどいないようで 笹のなかの踏み跡は薄くなるが すぐに山頂に到着する。
|
|
|
|
南小太郎山は樹林におおわれ 回りの展望はまるで効かない。
山頂標の木には いくつか蝉の抜け殻がへばりついていた。
|
|
南小太郎山から来た道を持倉分岐まで戻りここから御僧尾根を持倉へと下る。
樹林の中の緩い下りをひたすら下って行く。
|
|
|
御僧尾根を下って行くと左の樹林の間から 先ほど登った白髪岩が見えている。
この尾根で75人の僧侶が凍死したといわれ その場所の上御僧、下御僧で手を合わせ さらに下って行く。
|
|
|
遠くに林道が見え 竹藪の脇を通過すれば やがて林道と合流する。ここが登山口である。
これで 今回の登山も終わりである。
|
|
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。
|
|
最高標高 | 1522.7m |
最低標高 | 913m |
累計登り | 449m |
累計下り | 979m |
歩行距離 | 8.2km |
|
北北西側の妙義山上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。
|
距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した
|