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雲取山 [くもとりやま]   2002.10.27(2002.11.02作成)

今回初めてお付き合いいただいた晴れ男のKさんのおかげで秋晴れの雲取山に行くことができた。

普通は1泊のコースであるが朝早く車で出かけたおかげで日帰りコースになった。

今回のコースは後山林道6:50~三条の湯8:00~三条ダルミ10:00~雲取山荘10:50~ 雲取山頂10:50~小雲取山12:00~雲取山頂12:20(昼食)13:20~三条ダルミ13:45~三条の湯15:30~後山林道16:30 の約20Kmのコースである。

雲取山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「雲取山」ルートと時間
後山林道6:5016:30
三条の湯8:0015:30
三条ダルミ10:0013:45
雲取山荘10:50
雲取山10:5012:20-13:20
小雲取山12:00

車で後山林道に入ろうとすると「工事中 途中で通行止」の表示がありドキリとする。ここを歩かねばならないとなると日帰りが難しくなってしまう。 とにかく行けるところまで行こうと進んでいくと終点2Km手前くらいまで行け、駐車した。

後山林道

ここからしばらく色づき始めた林道を歩いていく。30分ほどで林道の終点に達し山道に入る。

山道に入るとすぐ がけ崩れの迂回路がある。結構崖ふちの道が多い。

やがて水音が大きくなり三条大滝に出る。滝 本体は山道から下りねば良く見えないが先が長いので上から見て通過した。

三条大滝
三条の湯

比較的平坦な道を進むと山葵田のあとらしいところにテントが見えてきた。三条の湯のテント場のようでそこからすぐ三条の湯の小屋が見える。

三条ダルミへの道は小屋の裏を通っていくがここが小屋の2階で入り口になっている。
小屋の上の紅葉を見ながら小休止。

三条の湯から小1時間登ると両側の木を切り見晴らしをよくした場所に出る。ここからは北側の三つ山の紅葉が綺麗だ。

ここでも小休止。

三ツ山

あまり見晴らしの利かない道を登っていくと所々に綺麗に紅葉した木があったり、日光が反射して輝いている木がある。

樹間を見ているとちょうど木の隙間に雪を被った富士山が見えた。晴れ男のKさんに感謝!!

富士山
紅葉

三条の湯から2時間ほどで三条ダルミの稜線に出る。富士山には雲がかかってしまった。

車で来るとどうしてもピストンコースになってしまうので、少しでも違う道を歩こうとまき道を雲取山荘目指す。人通りが少ないようで道はかなり荒れている。

雲取小屋

水場で喉を潤すとすぐに綺麗な雲取山荘につく。山小屋とは思えないくらいの外観である。

小屋から雲取山へと向かう。40分ほどで山頂に着いた。この山は東京都、埼玉県、山梨県の県境にあるためそれぞれ山頂標や 看板が立っている。良くは探さなかったが東京都の山頂標は見つからず。

山頂には 日本に三つしか残っていないといわれる明治時代に設置された原三角点がある。(下の写真)

雲取山頂
雲取山頂
原三角点
避難小屋

時間に余裕がありそうだったので隣の小雲取山へ足を伸ばすことにした。20~30分であるがこれはあまり面白くなかった。

再び雲取山目指して戻ってくると山頂の避難小屋が良く見える。

富士山

再び雲取山へ戻り昼食にした。昼食後には富士山の雲も切れ、甲斐駒ケ岳なども綺麗に見える。

展望図と山並みを比べて同定したりしていたら昼休みが1時間にもなってしまった。

甲斐駒ケ岳
今回は東側から北側にかけては雲もかかり、展望も利かなかった
← 左右に動かせます →

1時間の休憩後三条ダルミへと下る。この下りは急である。登りを雲取山荘への巻き道経由で来たのは正解だったようだ。この坂を登るのはきつそうである。

三条ダルミからは登りと同じコースである。紅葉を見たりドングリの直撃を受けながら下っていく。

紅葉
どんぐり

三条の湯を過ぎ後山林道を歩くころには大分日も傾き始めた。

林道を30分ほど歩いて駐車場所にたどりついた。朝 停まっていた車ももうほとんどいなかった。


今回のルートのアップダウンである。

断面図
最高標高2017m
最低標高861m
累計登り1698m
累計下り1698m
歩行距離20km

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