3日目
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裏銀座縦走3日目は中核の鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳である。 裏銀座縦走 最初の1日目・2日目 双六岳・三俣蓮華岳はこちらからどうぞ。 裏銀座縦走 最終日の4日目 烏帽子岳はこちらからどうぞ。 この日のコースは 三俣山荘5:57~7:11鷲羽岳7:25~8:09ワリモ北分岐8:21~8:58水晶小屋9:27~10:00水晶岳10:11~10:41水晶小屋10:56 ~11:33東沢乗越11:38~13:50野口五郎岳13:59~14:15野口五郎小屋 の約9.7Kmのコースである。 |
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鷲羽岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「鷲羽岳」ルートと時間
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メインの鷲羽岳・水晶岳に登る時は晴れてほしいという願いもむなしく 朝から雨が降っていた。おまけに風もかなり強い。 覚悟を決めて雨の中を出発し、ハイマツ帯の登りを登り始める。すぐに岩のごろついた岩稜帯の登りとなる。 |
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岩稜帯をさらに登ると 小屋から1時間強でもう鷲羽岳の山頂である。ここは以外なほどあっさりと山頂に到着である。 残念ながら見晴ゼロのため 間もなく水晶小屋方向に向かう。 |
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鷲羽岳の下りの岩稜を下ると 今度は 同じような道をワリモ岳へと向かう。 時々強い風が吹くと 鷲羽岳にかかっていたもやが吹き飛ばされ一瞬ぼや~と姿を現す。 ワリモ岳の山頂は経由せず右に見て進む。 |
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ワリモ岳からの下りでも時々霧が風で飛ばされ 水晶小屋方面が薄らと見える。 ワリモ北分岐で祖父岳への道を左に分け、右の水晶小屋方面に向かう。 |
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相変わらず岩の転がった尾根道を進むと鷲羽岳から1時間半ほどで水晶小屋に到着する。 |
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水晶小屋から最初は緩い登りで水晶岳に向かう。 途中右手の雪渓近くに また二羽のライチョウが居た。 |
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クモマミミナグサ |
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緩い登りをしばらく進むと急登となり 最後は梯子で岩を登る。 水晶岳の山頂もまるで見晴が得られない。残念であるが早々に先へ進む。 |
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水晶岳山頂から 梯子を下り 緩い下りに先ほどのライチョウがまだ居た。 |
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水晶小屋に戻って一休みしてから 野口五郎岳へと向かう。 右手に面白い形の岩峰を見ながら下る。ここでも時々霧が飛ばされ東沢乗越方向がチラッと見える。 |
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タカネヤハズハハコ |
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40分ほど下れば東沢乗越である。この東沢は黒四ダムの源流である。 相変わらず風は強く吹いている。強い風のせいで 野口五郎岳や真砂岳も見えている。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
野口五郎岳などが見えたのは良いが ここからは猛烈な風である。真砂岳を巻いて登るのも容易ではない。 風に吹き倒されないよう立ち止まって踏んばらないといけない時もある。 2時間ほどの風との戦いでようやく山頂に到着である。 |
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野口五郎岳山頂からはこの日の宿泊小屋 野口五郎小屋までは15分ほどである。 強風と雨の中だと小屋につくとさすがにほっとする。 |
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小屋に着いたのがまだ2時過ぎだったのでのんびりしていると 夕方には雨も止み、風も収まって来た。 外に出てみると 東南の展望がかなり良かった。 ← 左右に動かせます → |
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裏銀座縦走 最初の双六岳・三俣蓮華岳はこちらからどうぞ。 裏銀座縦走 最終日の烏帽子岳はこちらからどうぞ。 今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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東側の穂高駅上空から見た鳥瞰図で、青い線が1/2日目(双六岳・三俣蓮華岳)、赤い線が3日目(鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳)、緑の線が4日目(烏帽子岳)のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |