天気予報がころころと変わるなか 良くなることを期待して裏銀座縦走に出かけた。 裏銀座縦走 次の三日目の鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳はこちらからどうぞ。 裏銀座縦走 最終日四日目の烏帽子岳はこちらからどうぞ。 まず始めは 新穂高6:45~7:46中崎橋7:56~8:22ワサビ平小屋8:35~10:03秩父沢10:17~12:39鏡平山荘(泊)6:30~7:28弓折乗越7:40 ~8:55双六小屋9:20~10:28双六岳山頂10:38~12:08三俣蓮華岳山頂12:19~12:58三俣山荘 の約17.9Kmである。 |
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三俣蓮華岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「三俣蓮華岳」ルートと時間
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1日目
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新穂高では晴れており 笠が岳も見えていた。北股の沢沿いに緩い登りの林道を登って行くと笠が岳が少し大きく見えて来る。 |
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この道は昨年も歩いたが 1時間ほどで中崎橋に着く。橋の上から見るとヤマメらしき魚影も見えている。 そろそろ秋の花も咲いていた。更に30分弱登ればワサビ平小屋に着く。 |
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林道には沢の水が横切っていたりする。林道は橋を渡って丸山方面の左岸に進むが、登山道は右岸の岩のごろついた道となる。 左手の斜面遠方には小さな滝も見えている。 |
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右手を見れば西穂高の山頂がみえているが 少し雲が増えて来た。 岩のごろついた道をさらに登ると 秩父沢の標識が現れる。 |
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大雨の後は秩父沢にかかる橋が流されてしまうらしいが 今回は無事橋を渡り一休みする。 このあたりから登りは急になる。 岩のごろついた急な登りを1時間ほど登るとシシウドが原に着く。 |
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シシウドが原を過ぎると登りもかなりゆるくなってくる。 やがて木道が現れると小屋もすぐのはずである。 |
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鏡池に到着した時にはすっかり曇っていたため池に写る山々は全くなく、そのまま小屋へと進む。 初日はここ鏡平山荘に宿泊である。 |
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2日目
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前日の夕方から降りはじめた雨は出発までにはなんとか止んだが、霧のかかったどんよりとした中を双六岳目指して登り始めた。 |
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枯れ始めたコバイケイソウをみたりしながら登ること1時間で弓折乗越の稜線部に到着する。 相変わらずのどんよりした天気で周囲はまるで見えない。 この稜線は花崗岩が風化したのだろうか、砂礫の道である。 |
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弓折乗越を過ぎたころから雨が降りだした。 双六小屋に向かうハイマツの斜面を下って行くと間もなく木道が現れる。 |
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木道を下り切ると 霧の中に双六池が見えて来る。天気が悪いせいか まだ早いせいか 池の周りの天場にははられたテントは皆無である。 すぐに双六小屋に到着する。 |
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小屋で少し休憩後 双六岳目指して 小屋の裏の道を登る。 岩のごろついた道を登ると 巻き道への分岐に出るが 真っ直ぐ頂上に向かう。 |
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巻き道分岐のあとの中道分岐も真っ直ぐと山頂を目指す。 急な岩稜をしばらく登ると 今度は少し緩いハイマツの中の登りになる。 |
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少し緩くなったハイマツの砂礫帯を登っていると2羽のライチョウにであった。しばらく見ている。 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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小屋から1時間半でようやく双六岳の山頂に到着である。この天気では周囲の展望はゼロである。 |
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双六岳山頂から三俣蓮華岳へは稜線を歩く。 右手の斜面にはいくつか雪渓が残っていた。 |
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双六岳から1時間半で三俣蓮華岳に到着であるが ここでも周囲の展望はゼロである。 |
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三俣蓮華岳からは岩稜を下り、その後は水溜まりの多いハイマツ帯を進むと三俣山荘に到着する。 この日は翌日の天気回復を願って三俣山荘に宿泊である。 |
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裏銀座縦走 次の三日目の鷲羽岳・水晶岳・野口五郎岳はこちらからどうぞ。 裏銀座縦走 最終日四日目の烏帽子岳はこちらからどうぞ。 今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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東側の穂高駅上空から見た鳥瞰図で、青い線が1/2日目(双六岳・三俣蓮華岳)、赤い線が3日目(鷲羽岳・水晶岳・黒部五郎岳)、緑の線が4日目(烏帽子岳)のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |