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黒部五郎岳 [くろべごろうだけ]   2013.8.7(2013.8.12作成)

北アルプス西銀座縦走1/2日目の三俣蓮華岳はこちらからどうぞ

4日目の薬師岳はこちらからどうぞ

3日目

北アルプス西銀座縦走は前日の三俣蓮華岳に引き続き 黒部五郎岳へと向かった。/p>

この日のコースは (泊)黒部五郎小舎5:45~7:14水場7:20~8:09黒部五郎岳8:24~中俣乗越10:26~10:55赤木岳11:20~12:32北ノ俣岳12:44~14:32太郎平小屋(泊) の約14.3Kmのコースである。

黒部五郎岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「黒部五郎岳」ルートと時間
黒部五郎小舎5:45
水場7:14-7:20
黒部五郎岳8:09-8:24
中俣乗越10:26
赤木岳10:55-11:20
北ノ俣岳12:32-12:44
太郎平小屋14:32
笠が岳

前日までの雨が降ったりやんだりの天気から一変、この朝は天気が良く 小屋からは笠が岳が特徴的な形を見せていた。

久振りの天気ということで6時には荷揚げのヘリコプターが飛来するということだったので、吹き飛ばされる前に出かけた。

五郎小舎

五郎のカールの登山道を少しずつ登って行くと、薬師岳や水晶岳も良く見えている。

荷揚げのヘリコプターも何度も行き来していた。

薬師岳
水晶岳
コバイケイ畑

カールにはコバイケイが綺麗に咲きそろっている。小屋の人の話では今年は9年ぶりのコバイケイあたり年だそうだ。

カールを歩き だんだんと黒部五郎岳に近づいていく。

黒部五郎岳
渡渉

カール上部に残った雪渓が融け、あちこちで小さな流れとなり この流れを渡って進むことになる。

カールから尾根への登りが近づくころにカールの水場がある。

黒部五郎岳
黒部五郎岳

水場を過ぎると稜線まで登りが続く。この登りの途中から見たコバイケイの花の向こうにそびえる黒部五郎岳もすばらしい。

登り

稜線までの登りはきついが 肩の部分から山頂まではわずかな時間で登ることができる。

山頂からは360°の展望である。良い天気に感謝。

五郎のカールの向こうには前日登った三俣蓮華岳も良く見えている。

俣蓮華岳
三俣蓮華岳
← 左右に動かせます →
尾根道

黒部五郎岳からの北ノ俣岳・太郎平方面への道はハイマツ林に続く尾根道である。上から見ると進むべき道筋が良き見える。

尾根道から黒部五郎岳を振り返るとカールから見上げた黒部五郎岳とは一味違う山に見える。

黒部五郎岳

更に稜線を進んで 振り返ってみると黒部五郎岳にはもう大分雲がかかっている。雲が出る前に登れてラッキー!

稜線をさらに進むと岩のごろついたピークが見える。赤木岳である。登山道は赤木岳のピークは巻いている。

黒部五郎岳
赤木岳
チングルマ
チングルマ
ミネズオウ
ミネズオウ
イワイチョウ
イワイチョウ
コイワカガミ
コイワカガミ

気持ちの良い稜線歩きを続けると 北ノ俣岳の山頂に着く。

山頂からは翌日登る薬師岳が綺麗に見えている。

薬師岳
北ノ俣岳山頂と薬師岳
シロバナコイワカガミ
シロバナコイワカガミ
アオノツガザクラ
アオノツガザクラ
ムシトリスミレ
ムシトリスミレ
イワショウブ
イワショウブ
ハクサンイチゲ群落
ハクサンイチゲ

山腹が白く見えるほどに咲いたハクサンイチゲの群落を見ながら下って行く。

シロバナミヤマリンドウ
シロバナミヤマリンドウ
池塘
太郎平小屋

登山道の脇に小さな池塘が現れ、木道が始まると前方にこの日の宿である太郎平小屋が見えてくる。

太郎平小屋でこの日の工程は終わりであるが まだ昼過ぎて間もないが多くの人がベンチで歓談し 休んでいた。

夕食まではかなり時間があるが翌日に備えることにする。

太郎平小屋

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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
1日目2日目3日目(この日)4日目通算
最高標高1402m2841.2m2839.6m2926m2926m
最低標高1089m1402m2328m1356m1089m
累計登り378m1686m858m794m3716m
累計下り65m744m875m1765m3449m
歩行距離4.3km16.9km14.3km20.0km55.5km
鳥瞰図

南西側の高山上空から見た鳥瞰図で、青い線がこの日のルートである。

左の赤い線が4日目、右の赤い線が1/2日目のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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