北アルプス西銀座縦走3日目の黒部五郎岳はこちらからどうぞ 4日目の薬師岳はこちらからどうぞ |
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1日目
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登山シーズン真っ盛りの8月になり、北アルプスの三俣蓮華岳、黒部五郎岳、 薬師岳を縦走してきた。 まずは最初の三俣蓮華岳。初日にバスで新穂高温泉に到着後 わさび平小屋まで行き、翌日は三俣蓮華岳に登り 黒部五郎小舎までで コースは 新穂高温泉14:06~中崎橋15:08~15:42わさび平小屋(泊)5:16~秩父沢6:41~8:45鏡平山荘9:13~10:19弓折乗越10:25~ 11:03クロユリベンチ11:08~11:44双六小屋12:20~三俣峠14:13~14:28三俣蓮華岳14:35~16:20黒部五郎小舎(泊) の約21.2Kmのコースである。 |
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三俣蓮華岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「三俣蓮華岳」ルートと時間
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新穂高のバス停では今にも雨が降りそうではあったがまだ降り出してはいなかった。 水量豊かな左俣谷の流れに沿ってゆるい林道を登り始める。 谷底近い道の上 周りの山々はかすんでほとんど見えないため 道端の花を見ながら進む。 |
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晴れていればとても気持ちのよさそうな 舗装されていない 川沿いの林道をゆっくりと1時間ほど登ると 中崎橋に出る。 この橋の鉄の欄干は大きくひしゃげている。土石流で押しつぶされたのだろうか。橋の脇には 「橋は傾いており事故が起きても 責任負いません」というような看板が出ている。そう言われても渡らないことには目的地に着けないので渡るしかない。 このあたりから雨が降り始めた。 |
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中崎橋からさらに進み、笠ケ岳への登り口 笠新道分岐をすぎるとしばらくして わさび平小屋が見えてくる。 この日はここまで。 |
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2日目
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2日目もわさび平小屋を出る時は雨は降っていなかったが 今にも雨は降りそうである。 最初のうちは車も通れる林道を進み、丸山への分岐から細い山道となる。弓折方面を見るが霞んで良く見えない。細い沢の渡渉もある。 |
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岩のごろついた道を登って行くと 左の沢に大きな雪渓が残っていた。 このあたりでこの日もまた雨が降り始めた。 |
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水量の多い秩父沢には橋が架かっていた。橋を渡るとまだまだ岩のごろついた登り道が続く。 |
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イタドリケ原や、シシウドガ原を過ぎ、さらに登って行くと木道が始まり左に小さな池がある。 さらに木道を進むと視界が開け鏡池に到着する。 鏡池に到着したころには 雨もあがり、さらに目の前には槍・穂高の山並みも見え、鏡池には槍ヶ岳も写っている。 |
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鏡池から少し行くと鏡平山荘がある。少し休んだあと、再び木道を歩き、弓折岳をトラバースしながら登って行く。 途中で振り返れば 槍・穂高の先に乗鞍も見えていた。 |
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さらに弓折岳のトラバース道を登って行く。 槍・穂高方面には大分雲が上がってきたが、朝雨が降っていたことを考えれば良く見えている。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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弓折岳へは登らず、弓折乗越から双六方面へ尾根道を進む。 しばらく尾根を歩いた後 双六小屋方面へと下って行く。 途中 双六小屋の先に翌日登る予定の黒部五郎岳が見えていた。 |
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双六小屋がだんだんと近づいてくる。 双六小屋の手前にある テント場ではテントの準備をしている人がいたがもうこの日の行動は終わりなのだろうか。 この小屋で昼食休憩である。 |
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双六小屋で昼食の後は小屋裏にある双六岳への急登を登り 三俣蓮華岳を目指す。 15分ほど登ると 双六岳を経由するルートと 巻き道ルートの分岐に来る。今回は少し時間がかかりすぎていいたのと 雷が怖いので 巻き道ルートで三俣蓮華岳へ向かう。 |
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コバイケイが一面に咲く巻き道ルートを行くと最後に急登が待っている。かなりくたびれた体を鞭打って登る。 |
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鞭打って登ること15分で三俣蓮華岳の頂上に到着である。 頂上では霞んで周りはほとんど見えない。 小休止後黒部五郎小舎目指して尾根道を少しずつ下って行く。 |
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尾根を1時間くらい歩いた後は樹林の中の急な下りとなる。ところどころ水がたまりぬかるんでいる。 ちらほらと樹間に小屋が見えるようになったころ また雨が降り始めた。 雨のなか なんとか黒部五郎小舎に到着である。 |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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南西側の高山上空から見た鳥瞰図で、右側の赤っぽい線が今回のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |