梅雨真っ最中の時期に東北の百名山 大朝日岳に行ってきた。幸い梅雨の晴れ間か晴天に恵まれ、山景色も一斉に咲き始めた花も楽しむことができた。 この日のコースは 古寺鉱泉5:00~6:41一服清水6:50~7:40三沢清水7:45~8:15古寺山8:25~9:12小朝日岳9:22~9:47熊越9:53~10:45銀玉水10:55~11:25避難小屋11:35~11:49大朝日岳12:00~ 12:13避難小屋12:40~13:13銀玉水13:18~熊越14:04~古寺山14:57~15:17三沢清水15:22~15:58一服清水16:04~古寺鉱泉17:17 の約22.0Kmのほぼ往復コースである。 |
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大朝日岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「大朝日岳」ルートと時間
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ぶなの新緑の中を登っていくと 普通の松より葉の長さが3cm位と短いひめこ松が増えてくる。直径1mを越えようかという大木もある。 |
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かなり急な登り道を登って行くと木の切れ目から後方に残雪が沢山残った月山も見えている。 ぶなとひめこ松の「合体の樹」を過ぎさらに登って行く。登山道脇の花も増えてきた。 |
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登りも緩くなり尾根筋を進むようになる。やがて道路脇に沢山のリュウキンカが咲いている一服清水に来る。蛙がケロケロと騒いでいた。 |
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低木の尾根道を進むと 古寺山へ続く稜線が見えてくる。少し雪も残っているようである。 |
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少し下るとまた高木が増え、ハナヌキ峰への分岐を分けて左に進む。また低木の尾根道へともどると月山が見えるようになる。 |
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高木もほとんどなくなり歩きながら周りの山々も眺められるようになる。 古寺山が近づくにつれ残雪が登山道に迫ってくる。 楽しみにしていたヒメサユリのつぼみも見かけるようになる。 |
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← 左右に動かせます → | |||||||||||||||||||||||||||||
古寺山から少し下るとあとは小朝日岳への緩い登り道になる。このあたりからは大朝日岳が良く見え、歩くたびに近寄ってくる。 ヒメサユリの花も増え、道端のあちこちで咲いているがアッチを向いている花が多い。 |
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緩い登りの尾根道を進むと目の前に小朝日岳が迫ってくる。山腹には巻道が見えているが直登することにする。ここでも残雪のへりの柔らかくなった部分を通り抜け、 最後は相当な急坂となる登りを登りきるとまたまたすばらしい展望となる。 |
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← 左右に動かせます → | |||||||||||||||||||||||||||||
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小朝日岳からの急な斜面を下り、巻道と合流したあたりが熊越で ここからまた緩いアップダウンが続く。 木の間から見える大朝日岳がだんだんと近づいてくる。 |
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アカモノ |
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ゴゼンタチバナ |
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尾根の樹林を抜けるとまたまた大朝日岳が近づいている。それにしても梅雨の晴れ間で幸運だ。 大朝日岳への最後の登りが始まる手前に最後の水場銀玉水がある。 |
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このルート途中適当な間隔で水場があるので助かる。 銀玉水から見上げるとかなり登山道には雪が残っていそうである。 残雪の部分に来ると上から下ってくる人はアイゼンを着けていないし、雪も柔らかくトレースもしっかりついているのでアイゼン無しで登る。 |
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残雪を越え、避難小屋が近づいてくるとミヤマウスユキソウが顔を現し始める。 |
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避難小屋まで登ってくると、小屋の前に「霊山朝日嶽奥宮」の祠がある。この祠のある場所は東北電力が国から借りているらしいがどういう関係なのであろう。 小屋の前に荷物を置いて身軽くなって頂上を目指す。 |
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頂上まで15分足らずである。ここも素晴らしい展望である。 ← 左右に動かせます → |
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山頂には展望図が上面に貼られた立派な山頂標が建っていた。 月山の手前に 古寺方面から 小朝日岳と登ってきたルートも良く見えている。 しばし展望を楽しんだあと 避難小屋まで下り昼食にした。 |
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ミツバオウレン |
イワカガミ |
ウズラバハクサンチドリ |
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昼食後は同じ道をひたすら下る。下る時はどういうわけか道端の花もす~~と通りすぎてしまう。 無事登れた大朝日岳もどんどんと遠ざかってしまう。 小朝日岳は巻道で逃げてしまった。 下りは大幅に説明省略でとにかく5時過ぎに無事 宿に戻ることができた。 |
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おまけの温泉情報は宿泊に使った古寺鉱泉の朝陽館である。含二酸化炭素-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉ということで約7℃の源泉を沸かしている。立ち寄りもやっているようであるが詳細は不明。 |
GoogleMapで | ||||||||||||||||||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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東側の山寺上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |