6月に入り本格的登山の準備に夜行バスで磐梯山に行った。丁度梅雨入りとなってしまい残念ながら天気は良くなく展望は得られなかった。 この日のコースは磐梯山登山で最も楽と言われているルートで 八方台登山口4:45~5:12中ノ湯5:17~花畑分岐6:27~6:36弘法清水6:41~7:13磐梯山7:28~7:50弘法清水7:55~(花畑)~花畑分岐8:09~中ノ湯9:08~登山口9:29 の約8.7Kmのほぼ往復コースである。 |
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磐梯山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「磐梯山」ルートと時間
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駐車場で夜明けを待って夜明けとともに行動開始である。駐車場脇の雪が残った場所の周囲には少し大きくなったミズバショウが花を付けていた。 根曲がり筍採りに来ている人もいる。 どんよりと曇り、薄い霧も出ているが幸いまだ雨は降っていない。駐車場から道路を横切り、登山口から登り始める。 |
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登山口からの登りは緩く 気持ちの良いぶな林が続く。コマドリ等の鳴き声を聞き、脇の咲き始めた花々を見ながら登って行く。 |
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30分も登ると 硫黄の匂いがし、鞍部を越えると前方に中ノ湯が見えてきた。今は閉鎖された温泉の廃屋が4つ位あり、露天ぶろの跡らしいものもある。 |
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中ノ湯を過ぎるとしばらく湿地帯の木道を通過する。木道脇にはミツガシワが咲いていた。この木道が終わるとようやく本格的な登りが始まる。 |
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階段状に整備された登山道もすぐに岩の露出した登りとなる。登山道の両側はブナなどの樹林が続き、天気の悪さもあって展望はまるで効かない。 中ノ湯から30分ほど登ったころ左側の樹林が切れ展望のよさそうな場所に来る。ガスって見えない景色をむなしく眺めていると一瞬霧が薄くなり、桧原湖、銅沼がぼんやりと見えた。 これでもこの日一番の展望である。 |
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相変わらず樹林の中の道を登って行く。このあたりから心配していた雨が降り始めてきた。 山桜の花も咲いていた。 |
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前方から 鐘の音が聞こえてきた。笹の繁った道を登ると弘法清水にある鐘が見えてきた。先行していた人が鳴らしていたようだ。 弘法らしき像があり、その下にはパイプから清水が流れ出ている。 |
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弘法清水で小休止のあと 標識に従って頂上への登りに取り付く。ここからの登りがこのコースでの最も急な登りなのではなかろうか。 |
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雨は相変わらず弱いが、岩のごろついた登山道となってきたため滑らないように注意して登って行く。 このあたりからもっと早く登山を始めた人であろうか、下山してくる人たちとすれ違い始める。 道路脇にハタザオのような白い花が結構咲いているが名前が良く分からない。 |
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樹林帯が切れ、最後の岩の山道を登りきると磐梯明神の祀られた磐梯山の頂上で有る。 ここは良く見えないが東側が切り立っているようで相当な風が吹き付けている。何も見えないので西側にチョット降りると山頂標と売店がある。 この日は土曜日であったが天気が悪いせいか売店はしまったままである。 ここまでで2時間半の登りであったが中程度の登りであろうか。小休止後同じ道を戻る。 |
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登山道の右側に迫った崩落場所を通過し、下って行くと弘法清水に戻ってきた。 しまったままの弘法清水小屋の前を通ってお花畑を通って下ることにする。 |
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お花畑はまだ時期が早いのか ミヤマキンバイが咲いているだけで少々期待外れであった。 再び登りに使った道と合流しどんどんと下って行く。雨がいよいよ本降りになって来た。 中ノ湯を過ぎ緩い下りになり、やがて新緑の綺麗なブナ林になると間もなく八方台の登山口に帰着である。 |
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おまけの温泉情報は帰りに立ち寄った ラビスパ裏磐梯である。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉ということで日帰り\500(夏季は\700)である。 |
GoogleMapで | ||||||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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南西側の会津若松上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |