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小金沢連嶺 [こがねざわれんれい]  2009.5.30(2009.6.2作成)

しばらくお休み状態であったが ようやく出かけられそうということで 日帰りで山梨百名山の小金沢山に連なる小金沢連嶺に行ってきた。

この日のコースは小屋平10:20~石丸峠~小金沢山~牛奥ノ雁ケ腹摺山~川胡桃沢ノ頭~黒岳~湯ノ沢峠避難小屋~天目温泉17:00 の14.6Kmのコースである。

小金沢山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「小金沢山」ルートと時間
小屋平10:20
石丸峠11:19-11:25
小金沢山12:23-12:50
牛奥ノ雁ケ腹摺山13:20-13:25
川胡桃沢ノ頭13:55-14:38
黒岳14:33-14:38
湯ノ沢峠避難小屋15:20-15:30
天目温泉17:00
小屋平
登山口

久しぶりの山であったがあいにくの霧雨であった。土砂降りよりはましかと思いながら、小屋平のバス停そばの登山口から登り始める。 針葉樹林の中のささの茂った道である。

林道

15分も登ると林道と交差する。林道向かい側の登山道は荒れたためとかで右手の方に200mほど迂回して登って行く。

ちょうど新緑の頃で雨にぬれた新緑がきれいである。これで少し光がさせば新緑が輝くのであろうが。

新緑
ズミ
ズミ(こなし)

このあたりあまり草花は咲いていなかったがズミの蕾のピンクがきれいであった。

少しきつめの笹の茂った登りを1時間も登るともう石丸峠で、今日のコースでの大きな登りはここまでである。

石丸峠

峠の笹原を歩くとすぐに牛ノ寝通りの分岐がある。この分岐を過ぎると針葉樹もちらほら混じった笹原となる。

笹道
分岐
笹道

さらに笹の原を進む。このコース笹原・針葉樹林・広葉樹林と何度も切り替わっていくようである。

三つ葉つつじの紫の花もきれいである。

三つ葉つつじ
根っこ
小金沢山頂

根っこのごろついた登りを登り、倒木を越えていくと間もなく小金沢山の山頂に至る。

この山山梨100名山とのことであるが、この日は周りの展望は全く得られない。雨が止んだだけでもましか。

晴れ間

小金沢山から尾根伝いに牛奥ノ雁ケ腹摺山を目指す。途中わずかに晴れ間があり、勝沼の町が見える。 わずかながらも展望がきいたのはこのときだけである。

小金沢山から30分で牛奥ノ雁ケ腹摺山に到着である。秀麗富岳12景に数えられているが当然何も見えない。

この牛奥ノ雁ケ腹摺山で笹子雁ケ腹摺山雁ケ腹摺山と合わせて三つの雁ケ腹摺山に登ったことになる。

牛奥ノ雁ケ腹摺山
樹間
川胡桃沢ノ頭

笹の茂った薄い樹林帯の中の尾根を軽く登り降りしながら進むと川胡桃沢ノ頭に着く。

このあたりまで草花は少なかったがこのあたりから少し花も見れるようになる。

白花ヘビイチゴ
白花ヘビイチゴ
キジムシロ
キジムシロ
ハルリンドウ
ハルリンドウ
ワチガイソウ
ワチガイソウ
倒木

倒木を迂回して進むと鹿に皮を剥がれた樹木が目立つところを過ぎ、大峠への分岐を過ぎると2分で黒岳である。

黒岳
白谷丸

黒岳からはほぼ下る一方である。白谷丸を過ぎると下りのピッチも早くなる。

左手に白砂の崩れた白ザレを見ながらどんどんと下って行く。

白ザレ

このあたりから両側の笹の背丈が伸び、藪こぎ状態で進む。この下りもそうは続かず湯ノ沢峠に着く。

ささやぶ
湯ノ沢峠

湯ノ沢峠から数分下ったところに湯ノ沢峠避難小屋がある。この小屋からは沢伝いの道であるがいろいろな花が咲いていた。

イチリンソウかサンリンソウとも思える花が咲いていたがはっきりわからない。群生しているところもある。

サンリンソウ?
サンリンソウ?
花
エンレイソウ
エンレイソウ
群生
群生
林道終点

沢伝いの道を30分ほど下ると下からの林道の終点、逆コースなら登山口にあたるところにでて、あとは数mある未舗装の林道歩きになる。

やがて林道も舗装道路となる。道沿いには山藤がきれいに咲いている。

藤

林道歩きを1時間ほどするとバス通りに合流し、すぐに目的地の天目山温泉に到着する。

天目山温泉

おまけは温泉情報である。目的地の天目温泉には「やまとふれあいやすらぎセンター」があり、500円で入浴ができる。
PH10.3というアルカリ性単純温泉である。

やすらぎセンター map GoogleMapで

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高2014m
最低標高976m
累計登り763m
累計下り1373m
歩行距離14.6km
鳥瞰図

南西側の富士五湖の西湖上空から見た鳥瞰図で、赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

今回は久しぶりの山行で歩数計の電池切れに気付かず計数出来ず、距離も登りもカシミールで算出した


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