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火打山 [ひうちやま]   2007.9.25 (2007.9.30作成)

今年の夏は遅くまで暑かったので 紅葉にはまだ早いだろうとは思ったが すいていることを期待して、 頚城三山の火打山と妙高山に行ってきた。初日は火打山で

この日のコースは笹ケ峰登山口10:13~黒沢橋10:57~十二曲11:35~富士見平12:40 ~13:25高谷池ヒュッテ13:30~雷鳥平14:35~火打山山頂15:20~雷鳥平16:00~高谷池ヒュッテ16:40 の約12.7Kmのコースである。

火打山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「火打山」ルートと時間
笹ケ峰登山口10:13
黒沢橋10:57
十二曲11:35
富士見平12:40
高谷池ヒュッテ13:25-13:3016:40
雷鳥平14:3516:00
火打山山頂15:20

高谷池ヒュッテを予約した5日前の天気予報では快晴ではなかったが雨は降らないはずだった。しかし妙高高原駅に着いたら雷がなり土砂降りの雨であった。 それでもバスで笹ケ峰に向かっている間には小雨になってくれた。

笹ケ峰のキャンプ場のバス停そばで登山届けを出し 直ぐに木道を登り始める。

笹ケ峰登山口
木道
渡渉
木道

何度か小さな沢を渡渉し、広葉樹林帯の中の良く整備された木道を進んでいく。今回は一人行だったのでついついピッチが上がってしまう。

40~50分で黒沢橋に出る。この沢は今までの小沢よりはるかに大きな沢で、以前豪雨で流されたことがあるそうである。今はがっしりとした橋が架かっている。

黒沢橋
ぶな

登山道沿いにも多くのぶなの大木があったが、登るに連れておおしらびそが増えて来た。

しらびそ

小雨が降ったりやんだりで、体温調整しながら登ったがそれでも大分汗をかいてしまった。

十二曲からの急坂をあえぎながらのぼるとやがて、高谷池と黒沢池の分岐に当る富士見平に到着である。

この天気では当然ながら富士山は見えない。

富士見平

もうそろそろ紅葉の時期ではあるが 道端には名残の花が咲いていた。

ノリクラアザミ
ノリクラアザミ
ヤマハハコ
ヤマハハコ
オヤマリンドウ
オヤマリンドウ
高谷池ヒュッテ

黒沢岳をまくように笹の根の出た歩きにくい道を少しずつ登っていくと 霧の中に高谷池ヒュッテが見えてきた。

高谷池ヒュッテで宿泊手続きを終え、高谷池の脇の木道を火打山へと向かう。

15分も歩くと天狗の庭にでるが 相変わらず霧が出ていて近くの池が見えるだけである。

高谷池
天狗の庭
シラタマノキ
シラタマノキ
トリカブト
トリカブト
ナナカマド
ナナカマド

スタート時のハイピッチと雨がひびいいて疲れが出てきた。階段のつけられた急な坂を登ると雷鳥平である。 周りをグルット見回したがこの日は雷鳥はいないようであった。

雷鳥平
山頂
山頂

さらに階段のつけられた坂を登ると火打山の山頂である。360度霧しか見えない。

山頂には彫のはっきりしない地蔵尊があり、前にはお賽銭が入れられていた。

長居をしても何も見えないので早々に下り始めた。

妙高山

下り始めると少しずつ霧が薄らいできた。

雷鳥平を過ぎると一瞬霧が晴れ妙高山が正面に見え始めた。

妙高山

さらに下るとどんどんと霧が晴れ太陽も顔を出し始めた。

妙高山も天狗の庭の池塘も良く見える。もう少し早くこの天気になってくれれば頂上の展望も効いたのであろうが残念である。

天狗の庭の池塘
高谷池ヒュッテ

最後にすばらしい妙高山を見て 高谷池ヒュッテに到着したところでこの日は終わりである。

高谷池ヒュッテは完全予約制で定員以上は受け付けないそうであるが、この日は宿泊者は12人でゆるゆるであった。

翌日の妙高山を見る。


この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高2461m
最低標高1303m
累計登り1254m
累計下り453m
歩行距離12.7km
鳥瞰図

緑の線がこの日のルートである。(赤線は翌日の妙高山)

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


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