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鍋割山塔ノ岳 [なべわりやま・とうのたけ]   2007.1.8 (2007.1.14)作成

正月休みで体がなまってはいけないと、近場ではあるが結構標高差のある丹沢の鍋割山に登ってきた。

この日のコースは大倉8:12~二俣9:20~後沢乗越10:07~11:15鍋割山頂11:35 ~小丸12:20~金冷12:30~12:50塔ノ岳13:00~小草平13:50~大倉15:04の約17.7Kmのコースである。

鍋割山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「鍋割山」ルートと時間
大倉8:1215:04
二俣9:20
後沢乗越10:07
鍋割山11:15-11:35
小丸12:20
小草平13:50
金冷12:30
塔ノ岳12:50-13:00

渋沢の駅でバスに乗るとほぼ満員で発車。10数分で大倉に到着する。バス停あたりには自家用車で来ている人を含めてかなりの人がいた。

準備をしていざ鍋割山の標識に従って歩こうと思って見ると、こちら方面に歩いていく人は皆無である。みなさん大倉尾根方面に歩いている。

ま静かでいいかと舗装道路を歩いていくと両側は白菜やブロッコリ畑である。チョットどんな風に作っているのか見てみる。

しばらく行くと二俣への別れ道になりぐっと細い道へとなる。この道あまり通る人がいないのか倒木はあるは枝は折れて落ちているはと丹沢らしからぬ道である。

大倉
林道

この道も15分ほどで堀から二俣への林道に出る。ここから二俣までは1時間弱の林道歩きが続く。 この林道も歩いている人はいない。

そろそろ二俣という頃ザラザラという音がし、目の前で漬物石位の石がころがり落ちてきた。おっと、 しばらく様子を見て駆け抜けるとまたさらさらと小石が落ちている。

落石

林道のゲートを過ぎるとまもなく二俣である。二俣では数人の人たちが休んでいたり、渡渉したりしている。

二俣

聞けば近くの県民の森までタクシーで来たとのこと。どうも鍋割山を目指す人は二俣まで車で来る人が多いらしい。

登り

二俣からさらに15分ほど林道を進むとようやく山道になる。しかし登りもそれほどの勾配ではないので順調に進む。 やがて寄からの登りと後沢乗越で合流する。ここからは 寄から登ってきた人と前後しながら尾根道を歩く。

鍋割山近くからの富士山

尾根道の途中では少し雲はかかっているが雪をかぶった富士山がくっきりと見える。この日も演習をしているのかズシンという音も響いていた。

さらに尾根道を登ると鍋割山の山頂である。

山頂からはすばらしい景色である。此処しばらく天気の悪い日の登山が続いていたので久しぶりの爽快感を味わう。

鍋割山荘
← 左右に動かせます →
相模湾

鍋割山で昼食を取り、塔ノ岳を目指す。鍋割山から少し下り、再び、小丸、大丸と登っていくが、右手には相模湾がきらきら輝いて見える。

左手には少し雪をかぶった蛭が岳方面が見えている。

← 左右に動かせます →
富士山

時々富士山も見えるが少し雲が増えてきた。金冷で大倉尾根からの道と合流すると急に登山者も増える。

最後の階段の登り道を終えると塔の岳の山頂である。

塔ノ岳の山頂は見晴らしをさえぎる木もほとんど無いのだが、残念ながら雲が出てきてそんなに良くは見えなかった。

塔ノ岳山頂
塔ノ岳山頂
鹿
鹿

例により塔ノ岳の山頂には鹿がいた。

山頂は10分ほどで下ることにした。来た道を金冷まで戻り、此処から大倉尾根を下る。

途中で振り返ると尊仏山荘を載せた塔ノ岳が見える。

塔ノ岳
下り

この大倉尾根は以前登ったときは岩が結構ごろついていたのだが、 すっかり整備されて階段道になってしまっている。上り(下り)やすいともいえるがこういう道を下ると結構ひざがくたびれる。

鍋割山の登りと違い大倉尾根の下りは前後に登山者がいた。しかしまだシーズンオフで整備がされていないのか何本も倒木があり、 行く手をふさいでいた。

塔ノ岳から2時間ほどで大倉のバス停に戻りつき、この日の登山も終わりである。

倒木
倒木

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1490.9m
最低標高287m
累計登り1551m
累計下り1551m
歩行距離17.7km
鳥瞰図

赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


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