拡大画像
× クリック
立山(一日目) [たてやま]   2006.7.31(2006.8.6作成)

梅雨明けを期待して、立山・剱岳への登山を計画した。初日は立山で この日のコースは室堂7:30~8:28一ノ越8:38~9:32雄山9:55~10:15大汝山10:21 ~富士の折立10:48~11:20真砂岳11:40~12:21別山12:35~剱沢小屋13:20 の約7.6Kmの赤線のコースである。

実際には立山という名の山は無く、一番高い大汝山、雄山、富士の折立、真砂岳あたりの総称を立山と言うようである。

立山はこのあたりです。
map
クリックすると拡大画面に
踏破ルートです。
route
クリックすると拡大画面に
「立山(1日目)」ルートと時間
室堂7:30
一ノ越8:28-8:38
雄山9:32-9:55
大汝山10:15-10:21
富士の折立10:48
真砂岳11:20-11:40
別山12:21-12:35
剱沢小屋13:20

朝、室堂に着いたときは 長い梅雨が嘘のようによく晴れていた。

登山口というより、観光散策コースのようで、「立山」という碑がたっていた。

準備を整えさっそく出発する。

立山碑
シナノキンバイ
シナノキンバイ
イワツメクサ
イワツメクサ
ハイマツ
ハイマツ

歩き始めたが思ったより花は咲いていない。それでも、シナノキンバイ、イワツメクサなどが花をつけていた。

雪渓

このあたり、まだまだ雪と岩のまだら模様で、すぐに雪渓の上を歩くことになる。解けた部分や氷状の部分とあり、それぞれに注意してとおり抜ける。

振り返ると雷鳥平の雪渓模様が見える

雷鳥平

歩き初めて1時間ほどで雄山の肩の部分 一ノ越に到着する。ここからは槍ヶ岳・常念岳・燕方面がよく見える。

← 左右に動かせます →

登ってきた側を見れば、室堂・ミクリガ池などがよく見える。今年は雪が多かったのだなと思わせる景色である。

室堂平
イワギキョウ

ここから多少大きな岩のごろつく道となる。所々に咲く花を見ながら更に1時間で雄山に着く。

雄山神社の社務所があり、多くの人が休んでいた。

雄山

梅雨明け直後だったせいか、丁度荷揚げのヘリコプタがやってきた。砂煙を上げ何回も飛来して荷物を降ろしていた。

空を見上げると、太陽の周りに虹が出る 光環が出ていた。天気が悪くなるのであろうか・・

ヘリコプタ
光環
雄山神社

社務所からひと登りしたところがピークでここに祠がある。

立山連峰縦走の次のピークは最も高い大汝山である。

雄山からわずかな時間で大汝山に到着である。

雄山の方は立派な山名標があったが、こちらは板切れに名前がかかれたのが置いてあるだけというものである。

ここまで来ると 黒部湖も見えるが 大雨が続いたせいか水は緑がかってみえる。

大汝山
← 左右に動かせます →
富士の折立

次のピークは富士の折立で2999mの高さである。岩の天辺に立つと頭は3000mを超える事になる。

ここの山頂標も哀れなもので合った。

富士の折立からは花を見ながら真砂岳へと向かう。

タカネシオガマ
タカネシオガマ
イワギキョウ
イワギキョウ
真砂から別山

内蔵助カールの上縁に沿って歩き、真砂岳近辺で昼食後、最後の別山へと向かった。

別山の頂上は平坦で祠がある。前方には北峰と硯ケ池が見える。
別山
北峰と硯ケ池

別山からは まだ早いが今日の宿 剱沢小屋へと降りていく。剱沢には多くのテントが張られているのが上からよく見える。

剱沢
ハクサンイチゲ
剱沢小屋

ハクサンイチゲなど見ながら岩の道を下っていくと剱沢小屋に到着である。

剱沢からは翌日登る予定の剱岳がよく見えている。

剱岳

翌日の記録はこちらです。


初日のアップダウンの記録である。

断面図
最高標高3015m
最低標高2421m
累計登り822m
累計下り713m
歩行距離7.6km
鳥瞰図

赤い線が初日のルート、緑線が二日目のルートである。

翌日の記録はこちらです。


鴈野さんちのHomePage TOPへ
ご感想などは鴈野 敏生 まで。