前日の唐松岳を見る 翌日の爺が岳を見る |
||||||||||||||||||||
3日かけての後立山連峰縦走の唐松岳のあとの二日目は五龍岳、鹿島槍ヶ岳である。 この日のコースは五竜山荘4:35~5:42五龍岳頂上5:50~北尾根の頭8:18~10:02キレット小屋10:20~北峰12:23~(昼食)~13:30南峰13:45 ~14:35布引岳14:45~冷池山荘15:45 の約9.9Kmのコースである。 |
||||||||||||||||||||
五龍岳(鹿島槍ヶ岳)はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「五龍岳(鹿島槍ヶ岳)」ルートと時間
|
||||||||||||||||||
|
この日は朝からあいにくの小雨である。まだ陽も登らない薄暗い中を五龍岳を目指す。ところどころに岩場もあり、慎重に進む。回りは霧でまるで見えないし、まだ花も綺麗でないしということでひたすら登る。 山荘から1時間ほどで頂上についたが、まるで展望は開けないし、結構風は強いしと言うことで小休止で鹿島槍へと向かう。 |
|||||||||||||||||||
山頂からの下りの砂礫帯ではウルップ草が枯れかけた花をつけていた。 |
|
|||||||||||||||||||
|
この日のコースには八峰キレットという有名な難所があるが、その前に先ずg4,g5辺りのすごい鎖場がある。数cmの岩の出っ張りに足をのせ、鎖を持って慎重に進まねばならない。 雨で滑るのでなおさら慎重になる。一歩間違えば谷底である。 1時間以上に渡って岩場を通過すると北尾根の頭である。 |
|
||||||||||||||||||
g4,g5の難所を通過後も岩稜帯が続く。ほとんど霧で見えなかったがそれでも時々霧が晴れ岩の尾根が見える。 やがて八峰キレット方向が見えてきた。 |
|
|
||||||||||||||||||
目の前の斜面を下ろうとすると前方にキレット小屋が見えた。狭い尾根の上に建った小屋である。 剣方面が雲の切れ目から見えては消えという状況である。 |
|
|
||||||||||||||||||
|
小屋で大休止のあと最後の難関の八峰キレットに臨む。キレットの手前から鎖が多数あるがg4,g5の難所に比べると楽なものだ。 道が狭いのですれ違いが大変である。八峰キレットは確かに切れ絶っているが、鎖やはしごで整備されていてそれほど怖さは感じない。 |
|
||||||||||||||||||
難所の八峰キレットを超えてもまだ岩稜帯は続く。尾根の蔭にはまだ大きな雪渓が残っているところもある。 振り返ってみればキレットも見える。 |
||||||||||||||||||||
|
キレット方向 |
岩ぎきょう |
||||||||||||||||||
キレット小屋から2時間足らずで鹿島槍ヶ岳の北峰と南峰の鞍部にあたる吊尾根に到着した。 ここに荷物を置いて10分ほどの北峰をめざした。 吊尾根にもどり昼食後 今度は南峰を目指す。 |
|
|||||||||||||||||||
はくさんいちげ |
雪渓とはくさんいちげ |
岩つめくさ |
||||||||||||||||||
|
|
30分ほどで鹿島槍ヶ岳の主峰 南峰に到着である。 |
||||||||||||||||||
岩おおぎ |
てがたちどり |
白山ふうろ |
||||||||||||||||||
南峰からはほとんど緩い下りで緊張もせず歩ける。 下からは荷物を冷池山荘において来た人たちだろうか、荷物無しで登ってくる人も多い。 最後の布引山を越え、下っていく。冷池のキャンプ指定場所が出てきたので直ぐ到着かと思ったがここから結構ある。 ようやく冷池山荘に着いてこの日も終わり。 小屋は相当な込み方である。 |
|
|||||||||||||||||||
前日の唐松岳を見る 翌日の爺が岳を見る |
||||||||||||||||||||
今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
||||||||||||||||||||
|
||||||||||||||||||||
中央の黄色い線がこの日のルートである。 |
||||||||||||||||||||
距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出 |