天気予報はあまり良くなかったが 前から行ってみたかった八ヶ岳の縦走(北から南へ)に出かけた。 まずは前半の白駒池入口から赤岳展望荘まで。 八ヶ岳縦走後半の赤岳・権現岳・編笠岳はこちらからどうぞ。 前半のコースは 白駒池入口11:45~白駒荘12:00~12:38高見石12:50~中山14:13~中山峠14:36~14:42黒百合ヒュッテ(泊) 6:25~7:47東天狗岳8:00~8:13(西)天狗岳8:26~8:42東天狗岳8:52~9:17根石岳9:23~9:58夏沢峠10:11~11:10硫黄岳11:20~11:40硫黄岳山荘12:15~13:30横岳~14:25赤岳展望荘 の約11.7Kmのコースである。 |
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天狗岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「天狗岳」ルートと時間
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1日目
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白駒池入口に着いた時には 高曇りの状況で雨の心配はなさそうである。予報と比べればラッキーである。 まずは白駒池を目指す。始めは緩い登りでシラビソ?の樹林で 両側の岩は苔むしている。 |
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15分で白駒池に着く。まだ歩き始めて間もないので白駒荘を見ながら高見石の登りに取り付く。 大きな岩のある樹林の登りである。 |
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40分足らずの登りで高見石小屋に着く。小屋の奥には展望台の岩場があるので早速登ってみる。 高曇りのため素晴らしい展望とはいかないが近くの北八ヶ岳の山や南アルプスが見えている。 |
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高見石からは始めは緩い登りであるが、中山が近づくと岩のごろごろとした道となる。 山頂近くではまた緩い登りになるが中山山頂は岩稜の頂上である。ここまでくると天狗岳が見え始める。 また霞んではっきり同定できない所もあるが北アルプス、中央アルプス、南アルプスまで見えている。 |
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中山から中山峠への下りは樹林の中の道、ごろたの道となる。 この下りも20数分である。 |
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中山峠からはまもなく黒百合ヒュッテに到着する。 週末だったため小屋は込んでいるのではないか心配したが がら空きであった。 初日はここまで。 |
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黒百合ヒュッテの食事。 |
黒百合ヒュッテの夕食はハンバーグ |
黒百合ヒュッテの朝食 |
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2日目
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二日目の天気も予報に反して期待できそうであった。 黒百合ヒュッテからはすぐに天狗岳への急な登りが始まる。 少し登ればもう小屋は大分下にある。 |
ヤマハハコ |
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黒百合ヒュッテから10分も登れば天狗の奥庭と呼ばれる平坦地に出る。岩はごろごろしているが写真などで見慣れた天狗岳の双耳峰が良く見える。 周囲の展望もすばらしい。 |
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天狗の奥庭を過ぎるとやがて天狗岳稜線への急な登りが始まる。 ごろたの急登が終わると比較的緩やかな稜線の登りとなる。 |
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最初に到着したのが双耳峰の一つ東天狗岳である。 ここで荷物をデポし、(西)天狗岳を往復することにする。 西天狗岳までは10数分である。 |
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西天狗岳からは南アルプスの展望を楽しむ。 西天狗岳からの展望を楽しんだ後は再び東天狗岳へ戻り、東天狗から根石岳、硫黄岳、赤などこれからのコースをじっくりと見る。 |
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東天狗岳での休憩後は根石岳へと下る。 始めの下りを除けば ここは緩い坂である。25分ほどで根石岳の頂上に達するがそれほど良い展望ではなかった。 |
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根石岳からの下りでは前方に根石山荘が見えている。 根石山荘の前はコマクサの自生地になっているか時期的に咲いている花は無かったので先の箕冠山へと向かう。 右手には先程登った天狗岳が見えている。 |
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根石山荘から少し登ればオーレン小屋への分岐がある箕冠山である。 ここは周囲は樹林で見晴は得られない。ここで左に折れて夏沢峠へと向かう。 樹林の中の緩い下りを下って行く。 |
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夏沢峠に着くころには霧が立ち込めてきた。 夏沢峠にある夏沢峠ヒュッテは早々に店じまいをしてしまったようである。 夏沢峠からは硫黄岳に向かう。途中の崩落個所は林の中の迂回路を登る。 |
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夏沢峠からの樹林を登ったあとは岩のごろついた急な登りとなり山頂近くでは緩い登りの岩稜歩きとなる。 |
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硫黄岳の山頂からは雲が流された時に この日の宿泊地の赤岳展望荘や赤岳が見えている。 硫黄岳の北側には爆裂火口の跡の火口壁が見えている。 |
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硫黄岳からは緩い砂礫の道を硫黄岳山荘目指して降りる。 |
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コマクサ |
硫黄岳山荘の前に季節外れのコマクサが一輪咲いていた。 横岳へ向かう尾根道には 鹿除けであろうか電気柵があった。ここまで鹿が上がってきたらコマクサはひとたまりもないだろう。 |
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硫黄岳山荘から横岳への緩い尾根道からは最後に梯子のかかった先のとがったような横岳が見えている。 |
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最後の梯子を登れば岩のごろついた横岳の山頂である。 山頂からは少し雲のかかった赤岳や阿弥陀岳が見えている。 |
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横岳からの下りは岩場あり、鎖場ありの難所である。 まずは岩場である。 |
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すぐに鎖場も現れる。 岩場・鎖場を慎重に進むと赤岳がどんどん大きく迫ってくる。 |
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岩場・鎖場を無事通過して 少し登るとこの日の宿泊場所の赤岳展望荘に到着する。 この日の後半は少し雲が多くなったがまあまあの天気であった。 |
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赤岳展望荘の食事はセルフサービスであった。 |
赤岳展望荘の夕食は肉煮込み・天ぷら |
赤岳展望荘の朝食 |
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八ヶ岳縦走後半3日目の赤岳・権現岳・編笠岳はこちらからどうぞ。 |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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西側の上諏訪駅上空から見た鳥瞰図で、緑線が1日目(高見石・中山)、赤線が2日目(天狗岳・硫黄岳・横岳岳)、青線が3日目(赤岳・権現岳)のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した
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