一か月前の聖岳・光岳に続き 南アルプス南部の荒川三山、赤石岳に行ってきた。 前半ののコースは 椹島ロッジ5:52~8:02林道8:07~9:50清水平10:00~10:40蕨段10:45~12:14駒鳥池12:18~13:08千枚小屋(泊)5:16~6:11千枚岳6:14~ 丸山7:12~7:51悪沢岳(東岳)7:56~9:17中岳9:20~9:31前岳9:33~10:55荒川小屋 の約21.1Kmのコースである。 |
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悪沢岳はこのあたりです。 |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「悪沢岳」ルートと時間
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前半1日目
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今回は東京を出る時から天気予報がふらふらし、雨が降るのか降らないのか微妙であった。 朝起きると雨が降っていたが 出かける時までには何とか雨も止み、曇り空の中の出発となった。 椹島ロッジから直ぐ上の林道へと出、林道を少し北に行くとすぐに橋が見えてくる。橋の手前が千枚岳の登山口である。 |
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登山口で林道から別れ沢沿いの崖渕を歩く。棚が掛けられたり、手すりがあったりするが結構急な斜面なので注意して進む。 間もなく吊り橋を渡ると危険な斜面も終わる。 |
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しばらくゆるい沢沿いの道を登ると作業者以外立ち入り禁止の表示がある旧登山道から分かれ、急登が始まる。 鉄塔の下までくると 樹林の中の道を下ったり登ったりである。 |
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岩のごろついた所を登ると岩頭展望台である。展望台といっても天気が悪いので説明板を読んで通過である。 しばらく下ったり登ったりして高度を上げていくと林道に出る。 |
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フジアザミ |
林道で一休み後 鉄の階段を登り、登山道を進む。 林道が見え隠れする 樹林の中の登山道を進むと 標高1500mの標識があり、2010年に間伐をしたと記されている。 天気は良くないが東海フォレストの案内標識を読みながら進むのも楽しい。 |
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間伐されてすっきりした樹林のなかのなだらかな道を進むと 少し急な坂となり あまり平では無いが清水平に到着である。 |
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清水平の水場で念のため 水を補給し、急登を登り続ける。 |
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急登を続けたあと傾斜が緩み、湿地がでてくると蕨段である。 再び登りが始まると 目の前に大岩が現れる。見晴台である。晴れていれば荒川三山、赤石岳も良く見えるそうである。 |
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急な登りの跡はU字溝の底をあるくようなだらだら坂を上って行く。 やがて樹林の間に緑いろの水草?の生えた駒鳥池がちらちらと見え、すぐに駒鳥池への分岐に出る。 |
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駒鳥池まではわずかな下りなので下ってみたが綺麗な池ではない。 元に戻ってまたゆるい坂を登るが このあたりから花が結構咲いていた。 |
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花を見ながら登る途中の樹林の切れ目からは笊ケ岳の双耳峰が見えていた。 |
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ヤナギランの花が咲き始めるとすぐに千枚小屋に到着である。 この日はここまでである。 千枚小屋からは 雲の切れ目に時々富士山の途中までが見えていたがついに山頂は見れなかった。 |
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前半2日目
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翌日は朝には雨が降り始めていた。 雨の中で千枚小屋を出発し、岩の道を登ると1時間弱で千枚岳の頂上である。 雨も降っているので長居はせずに先に進む。 千枚岳からの下り道の脇にも結構花が咲いていた。 |
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シロバナタカネビランジ |
千枚岳からの下りの途中の岩場は 雨が降っていたため特に注意しながら下って行く。 登山道のすぐそばまで崩れているところもある。 |
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タカネナデシコ |
岩場を下り切ると 今度は丸山目指しての 登りとなる。 雨のなか黙々と登ると 1時間ほどで丸山の山頂である。 ここも長居をせずに先に進む。気温もかなり下がってきていた。 |
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丸山からもまだ岩稜帯の登り下りが続く。 40分ほどで荒川三山の主峰の東岳(悪沢岳)に到着する。ここも長居はせずに先に進む。 |
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東岳からざれた下りを1時間強進むと 中岳の避難小屋がある。避難小屋といってもこの日は管理人がいた。 少し寒かったので1枚着足して中岳へ向かう。すぐに中岳山頂に至る。 |
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中岳からは直ぐに前岳への道と荒川小屋への道の分岐に来る。 荒川三山最後のピークの前岳の山頂まで往復した後は 荒川小屋を目指して尾根を外れて下って行く。 途中鹿除けネットで囲われた花畑があるが雨も強く 写真に撮る余裕も見る余裕もない。 |
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前岳から80分ほどで荒川小屋に着いた。 お弁当を持っていたが 荒川小屋の好意で食堂に入れてもらえ そこで食べることができた。小屋の豚汁で多少は元気が回復。 前半はここまで。 後半の赤石岳はこちらからどうぞ。 |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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南側の口坂本温泉上空から見た鳥瞰図で、右の青い線が前半のルートである。 |
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