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丸岳・金時山 [まるたけ・きんときやま]   2012.2.16(2012.2.18作成)

午後から晴れるという天気予報に期待して、箱根外輪山の丸岳と金時山に出かけた。

今回のコースは 桃源台9:30~芦ノ湖展望公園10:12~長尾峠11:08~11:50丸岳12:03~乙女峠12:30~金時山13:37~うぐいす茶屋14:25~仙石バス停14:58 の約15.0Kmのコースである。

丸岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「丸岳」ルートと時間
桃源台9:30
芦ノ湖展望公園10:12
長尾峠11:08
丸岳11:50-12:03
乙女峠12:30
金時山13:37
うぐいす茶屋14:25
仙石バス停14:58
桃源台

箱根湯本駅からバスで桃源台まで行き、箱根ロープウェイのゴンドラを見送りながら先ずは湖尻の水門に向かって歩き始める。

この部分は以前三国山に行った時に通った道である。

湖尻水門

湖尻水門を左手に見て橋を渡ると右手にすぐ登山道の入り口がある。

登山口

登山口からは整備された道を登っていくが、ところどころで両側の笹竹が切られて路面一杯に散乱されており竹で滑って歩き難い。

この笹竹が続くため展望は得られない。雪も少し残っているが登るに支障はない。

登山口を起点に小さな番号札が50mおきに打たれており、15番で芦ノ湖展望公園の分岐に達する。

笹竹
残雪
分岐

芦ノ湖展望公園の分岐と言っても公園は左に向かわないと無い。今回はこの尾根の分岐を右に長尾峠を目指す。

相変わらず両側は笹竹が続く。まもなく左手が開けた富士見が丘に来る。名前からして晴れていれば富士山が綺麗に見えるのであろうがこの日はどんより曇っており見えなかった。

富士見が丘

富士演習場の砲撃の音を聞きながらさらに笹竹の道を進むと前方の笹の切れ目からこれから登る丸岳と金時山が見えていた。

このハイキングコースはすぐ近くを箱根スカイラインが走っており、ところどころで舗装道路に出合う。

丸岳
スカイライン
長尾分岐
長尾峠

スカイラインの長尾駐車場への分岐、仙石原へ下る長尾分岐を過ぎ1~2分で長尾峠に至る。地図でみると長尾峠で舗装道路を横切るのかと思っていたが、 トンネルになっているようでそのまま丸岳への登り道が始まった。

登りの途中で右手後方に芦ノ湖が見えている。手前にはゴルフ場、左には大涌谷の噴気も見えている。

丸岳のアンテナが近付いてくると階段道が始まる。階段脇には手すりもあるが手すりの土台のコンクリ周囲の土が流され力を掛けると手すりが倒れそうである。

芦ノ湖
階段道
丸岳山頂

階段道をしばらく登ると左手に大きなマイクロウェーブの中継アンテナの立つ丸岳山頂に到着する。

山頂にはしっかりしたベンチもあるが平日の曇りの天気のせいか誰もいない。ここで右手に見える芦ノ湖を見ながら昼食を取る。

丸岳からの下りは北側斜面のせいか雪が解けたあと凍結しており注意しながら下る。

凍結路

乙女峠を目指して下って行くと小雪が舞い始めた。何度か滑り掛けて下ること30分で乙女峠に到着である。

峠には乙女茶屋もあるが当然営業はしていない。

乙女峠
乙女茶屋
凍結路

乙女峠から金時山へ登り始めると標高が高くなったせいか南側斜面でも凍結が目立つようになる。

乙女峠まではハイカーと全く合わなかったが乙女峠から金時山に向かう途中では何組かのハイカーとすれ違う。

金時山山頂が近づくとハイカーへの注意看板が出てくる。岩場が多く切り立っていると書かれているがところどころで多少岩のごろついた登りがある程度であった。

注意
岩道
金時山

凍結で手古摺ったせいか乙女峠から1時間強で金時山に到着である。

山頂に人影は見えないが小屋の中から声は聞こえてくる。皆さん金時娘の金時茶屋で団らんしているようであるが、 凍結で手間取ってしまっているのですぐに下り始めた。

うぐいす茶屋

山頂近くはカチンカチンに凍結していたが少し下っていくと雪も減り始める。どんどんと下って行くと矢倉沢峠のうぐいす茶屋に至る。 ここも営業はしていない。うぐいす茶屋から仙石原方面に下ると間もなく雪もほとんど無くなり、20分ほどで仙石原の登山口に出る。

ここからはしばらく別荘地内の舗装道路を歩き、国道に出てから仙石のバス停へと向かった。

登山口

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1212.5m
最低標高649m
累計登り919m
累計下り1005m
歩行距離15.0km
鳥瞰図

南東側の真鶴町上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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