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三国山 [みくにやま]   2008.1.14(2008.1.18作成)

今回は箱根外輪山の三国山ハイキングである。

この日のコースは桃源台9:11~湖尻峠10:20~三国山11:17~山伏峠12:02 ~12:50海ノ平13:05~箱根町14:05 の約12.8Kmのコースである。

三国山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「三国山」ルートと時間
桃源台9:11
湖尻峠10:20
三国山11:17
山伏峠12:02
海ノ平12:50-13:05
箱根町14:05
桃源台

小田原からバスに乗ると、登山者は数名、しかし皆さん仙石で降りてしまう。三国山よりはメジャーな金時山・明神が岳を目指すのであろうか。

天気予報ではまあまあの天気の3連休の最終日であったが、桃源台につくとどんよりと曇り、今にも雪が降りそうな天気である。

ロープウェイ駅の横の遊歩道から歩き始める。舗装が無くなると薄く雪が残っている。長尾峠の方は雲がかかり、雪が降っていそうである。

遊歩道
湖尻水門

早川の橋の上から 湖尻水門が見えるが、芦ノ湖にこんな水門があるなんて知らなかった。

ゴルフ場の横に外輪山への登り口がある。ここからは山道である。

山道は結構広いのだが両側の篠竹に雪が積もり垂れ下がってきている。積雪もせいぜい2cmで歩くのも問題は無い。

雪を頭からかぶらないよう枝をよけて登ること30分程度で長尾峠から湖尻峠に伸びる尾根に出る。

登り道
尾根
スカイライン

ここから尾根伝いに歩くが、この尾根道の直ぐ西側を箱根スカイラインが走っている。どこまで歩いていっても自動車の音が 聞こえるのは気分悪いが、何かの時は助けを求めやすいか とあきらめるしかない。

藪道
湖尻峠

尾根の道の両側は篠竹が繁っている。竹のトンネルをしばらく歩くと湖尻峠へとでる。湖尻峠から先は今度は芦ノ湖スカイラインと並行する。

杉林

湖尻峠からは杉林の中の道となる。

積もった雪には動物の足跡しか残っていない。私もしっかりと足跡を残してきた。

足跡

杉や落葉樹の林の中を登っていくと 林の中に三国山 山頂標が現れる。三角点もあるが周りの見晴らしは良くない。

三国山
尾根道

三国山からは倒木の多い林を通ったり、右手が開けた尾根の道を歩く。

やがて大きな岩を抱え込んだ木のそばに 山伏峠の標識が現れるが 峠という地形では無いところである。

山伏峠

山伏峠の先にレストハウスがあり、ここの展望台から芦ノ湖が見えるが、あいにくの天気で箱根神社の鳥居が何とか見える程度であった。

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料金所

尾根の道は相変わらず芦ノ湖スカイラインと並行しており、時折 自動車の音が聞こえてくる。

やがてスカイラインの料金所の横を通りすぎると まもなく海ノ平である。

海ノ平

今回はずっと雪道で弁当を広げる適当な場所がなく ついつい昼食が遅れたが、あきらめて海ノ平で立ち食いすることにした。

前方には登山禁止の二子山が見えている。

二子山

海ノ平からは今までの尾根道と少し様子が変り、所々崩落箇所を迂回したりする。ロープが張られたところを通過してどんどんと下っていく。

林の中を下っていくと 国道1号線の道の駅「箱根峠」の前に出る。

道の駅
挟石坂

ここから箱根峠の方に少し登ると、「挟石坂」という箱根旧街道の坂道入り口があり、そこからは石畳の道を箱根町目指していく。

石畳
旧街道

この石畳の道にはいくつも名前のついた坂があり、説明板が立っている。途中で国道1号線の下を潜り抜け、県道?にぶつかったところには旧街道の石柱と解説板が立っている。/p>

ここからは一般道を歩いてゴールを目指す。

折り返し点

正月の箱根駅伝放送で見慣れた箱根町の交差点を左に入ると、箱根駅伝の折り返し点の石柱が立っていた。

さらに駅伝ミュージアムの前を通っていくと箱根駅伝の碑があり、ここで今日のハイキングも終了。

箱根駅伝の碑

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1101m
最低標高726m
累計登り825m
累計下り833m
歩行距離12.8km
鳥瞰図

赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


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