冬の間の足慣らしに 中央沿線の高柄山に行った。 今回のコースは 四方津駅8:50~大丸10:25~千足峠10:55~11:10高柄山11:30~新矢野根峠12:05~御前山分岐12:55~御前山13:10~登山口13:35~上野原駅14:00 の約15.2Kmのコースである。 |
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高柄山はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「高柄山」ルートと時間
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豊田から甲府行きの電車に乗るとガラガラであったが高尾の駅でシニアの団体が乗り込んできた。しかし今日の出発点の四方津駅で降りたハイカーは私一人。 やはり平日でマイナーな高柄山ではこんなものかと思いながら歩き始める。 今回は2005年に登った倉岳山の踏破ルートを上野原駅まで伸ばそうというもので、 最初の大丸までの登りは前回下った道である。 |
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駅から線路に沿って歩きすぐにガードをくぐって標識に従って高柄山を目指す。少しで川合橋で桂川を渡り、川合の集落へ入って行く。このあたりでは標識もしっかりしているので迷う心配は無いが 気になる「熊出没注意」の標識も付いている。念のため熊鈴をつける。 |
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集落を抜け登山道に入ると落ち葉のたまった道となる。落ち葉があると路面が見えないので注意が必要である。 途中に地蔵があった。「寛政6年」とあるので1895年に建てられた地蔵ということか。 |
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登りの途中で木の間から高柄山が見える。といっても特に特徴のある山容でもりっぱな山でも無い。 新大地峠に近付くと右手で林道の造成工事をしている。この林道を作るため登山道が結構変更されているようで不自然な道で歩き難い所がある。 |
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林道工事が望める尾根に「御座敷の松」と標識の立った松の幼木がある。武田信玄が休んだ場所に有った松の木の言い伝えを伝承するためにわざわざ植えたとか・・ この松を過ぎしばらく行くと先ほどの工事中の林道に繋がる完成済の大地林道を横切る。 |
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林道から階段状の道を登りしばらく行くと大丸の山頂に到着する。ここまでで前回の下りルートと分かれ 高柄山方面に向かう。 大丸からいきなりの急な下りである。落ち葉で滑らないよう注意して下ると再び大地林道を横切って下る。 |
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結構急な坂を登ったり降りたりくりかえすと30分ほどで千足峠に着く。四方津の駅からここへ直接登ってくる道もあるようだ。 千足峠を過ぎても坂を登ったり降りたりをくりかえす。 後方に峰が見つからなくなるとようやく高柄山の山頂に到着である。 |
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山頂からは上野原の市街が良く見える。 山頂には祠もあるが少々くたびれている。 ここまで一人もハイカーに出合わ無かった。ここで20分ほど食事休憩である。 |
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高柄山からはまた急な下りがある。杉とクヌギの林の境界をどんどんと下って行くと35分で新矢野根峠の休憩舎に到着する。 |
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新矢野根峠から鶴島へ下る昔の道はゴルフ場ができたため通行止めになっており、御前山へ周る道を下るよう看板が出ている。 指示の方向に下って行くとやがてゴルフ場との境界のフェンス沿いを歩かされる。道の付け替えで歩き難い所が多いように思う。フェンスの向こう側下の方にはフェアウェイが見えている。 フェンスを離れ尾根道を歩いていると この日最初で最後のハイカーとすれ違った。御前山で道に迷って時間がかかってしまったが 御前山は結構険しい山だったと話していた。 |
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しばらくして御前山分岐の標識のある分岐に来た。御前山までは15分とある。当初の予定ではここから鶴鉱泉に下る予定であったが、先ほどの人の話で登り慨がありそうだし十分時間もあるので寄り道をすることにした。 この御前山への上り道は木につかまりながらはい登るような道もはっきりしない急坂である。上のほうに小さな岩峰が見えるとちょっと緩やかな尾根道となり5分ほどで御前山に到着する。 御前山からも上野原の市街が展望できる。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||
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御前山からは先ほどの分岐に戻るつもりであったが頂上の標識を見ると墓地経由で上野原駅に向かう方が大分早いのでそのまま墓地目指して下ることにする。 ところがこの下りがまた急坂である。途中に岩の多い場所もあったりでほとんど下までロープが張られている。確かにこの道を下から登ってきたら「険しい山」である。 注意しながらゆっくりと25分ほど下ると墓地が見えてきて墓地横の登山口に出る。 |
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墓地からは集落の中の道を標識に従って上野原駅へと向かう。桂川橋で桂川というか相模湖を横断すれば間もなく上野原の駅である。 このコース標高は低いがアップダウンが多く予想以上に累積登りが大きいコースである。 |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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北側の奥多摩湖上空から見た鳥瞰図で、赤い線が今回のルートである。
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |