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島津山・池田山・花房山 [しまづやま・いけだやま・はなぶさやま]   2019.6.14(2019.6.15作成)

江戸東京百名山などの低山めぐりウォーキング、今回は城南五山の中からまだ行っていない島津山、池田山、花房山を巡ってきた。

島津山の中心部は現在清泉女子大のキャンパスになっているが 春と秋に邸内見学ツアーをやるとのことで申し込み当たったこの日に 他の山と合わせて歩いたものである。

この日のスタートは五反田駅からの周回コースで五反田駅に戻る約5.3kmのコースである。

この日のルートです。
route
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「島津山・池田山・花房山」ルートと時間
五反田駅
島津山
ねむのきの庭
池田山
花房山
五反田駅
五反田駅

この日のスタートは五反田である。清泉女子大見学ツアーの道案内に従って品川駅方向の都道317号線沿いに進み左に「ソリマチ」の看板が出てきたところで左に入る。

ソリマチ

左に入ると緩い登り道となる。しばらく進めば左手に「清泉女子大学」の青い表示が見えてくる。

坂
清泉女子大学
伊達家

門の脇に伊達家下屋敷跡の説明パネルがある。当時は現在の清泉女子大の1.5倍くらいの面積の下屋敷があり、 その後島津家の屋敷となったことから「島津山」と呼ばれると説明されている。

守衛所で見学ツアーの受付をし 門のすぐ脇にある階段を登る。

清泉女子大学
島津家洋館

階段を登ったあたりには島津侯爵の洋館の説明板がある。

本館入口に回り旧島津侯爵邸見学ツアーに参加した。見学ツアーは40分程度で写真も聖堂を除いて自由に撮らせてもらえるが  公開はご遠慮くださいとのことなので残念ながらここには載せられません。

興味ある方は清泉女子大 旧島津侯爵邸のページをご覧ください。

私としては折角 清泉女子大の構内に入らせていただいたので 島津山の頂上をきわめさせていただいた。

洋館の前には大きな楓(ふう)の木やつつじのある庭園があり 他にも巨木がたくさんある。庭の中の一番高そうな場所目指して散策路を進むと その頂上部には「明治天皇ご休息所跡」の説明板がある。明治14年につつじ鑑賞にいらした時のあずまやの跡である。

洋館の見学も島津山登頂も終わったので次の目的地に向かう。

門を出て島津山を一回りしようと 反時計回りに道路を進むと 裏門あたりから急な下り階段がある。この階段で島津山を下山する。

裏門

次の池田山に向かうが 池田山近くの「ねむの木の庭」に立ち寄ってみる。ここは上皇后さまのご実家 正田邸のあったところである。

庭の中央にあるねむの木の花は少し終わり気味ではあったが咲いていた。

ねむの木の庭
ねむの花

ねむの木の庭


ねむの木の庭

ねむの木の庭の次は池田山である。ねむの木の庭からだと池田山の上部が近いが 池田山公園の前の坂を下り麓から登ることにする。

麓の門を入るとすぐにつるべ井戸がある。

池田山公園
つるべ井戸
滝

池田山公園の中には多くの散策路があるのであちこち歩きまわってみた。一番低い場所には池があり大きな鯉が泳いでいる。その池に注ぎこむ滝もある。

池から頂上に登る道も何本もあるが 頂上部にはあずまやがある。「のぞき池方式」という造園方法だそうだ。

あずまや
のぞき池

池田山

高速2号線

池田山を登ったり下りたい何度かしたあと上部から公園を出て目黒方面に向かう。

首都高2号線に沿って北に進み目黒通りから目黒駅に向かう。目黒の駅からは花房通りを五反田方向に下っていく。

花房山登り

花房通りの坂を下り山手線が見えるようになるころ左に昇道があらわれるのでそこを登っていく。

すぐに登りきるが 特に際立って高い場所があるわけではない。もとは花房子爵の別邸があったことから花房山とよばれるようになったようである。

このあたりマンションが多いがどれも××花房山とか花房山××である。頂上がはっきりしないのであたりをうろついたあと他の道で山を下る。

花房山

車両通行禁止の少し急な坂を下ると再び花房通りに出る。花房通りを五反田方面に進む。

前方に駅ビル工事中の五反田駅が見えてきた。五反田駅でこの日のウォーキングも終了である。

花房山下り
五反田

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