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富士山トレイル12 村山浅間神社~富士山本宮浅間大社   2025.5.10(2025.5.13作成)

4月に続き、富士山一周ロングトレイルを12回に分けて歩くツアーの12回目最終回の「村山浅間神社~富士山本宮浅間大社」に参加した。

天気予報では大雨の可能性もあると脅かされるなかの最終回であったが、雨は止んでくれて助かった。

連休直後で天気も良くなかったので途中渋滞もなく順調に前回の終点・今回のスタート点の村山浅間神社に到着した。

前回の村山浅間神社は満開の桜であったが 今回は鳥居脇のシャクナゲが満開であった。

この日のルートです。
route
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「富士山一周トレイル12」ルートと時間
村山浅間神社10:54
環境交流プラザ11:32-11:40
本宮浅間神社11:58-12:58
若乃宮浅間神社14:54
富士山本宮浅間大社14:57
村山浅間神社

村山浅間神社からは国道469号ぞいの旧道を歩き始める。

今の国道は交通量も多いが この旧道はのんびりと歩ける。少し歩くと道祖神がある。

旧道

富士宮市は道祖神の数が多いそうであり、二人の神様が並んだ双体道祖神も多いそうである。その双体道祖神にも祝言像、抱擁像などいろいろな表情のがあるそうであるが なかなか判別はむずかしい。でもこれは抱擁像かしら?

天気も悪く富士山も見えないので旧道沿いのお宅の藤の花を見て先に進む。旧道歩きはすぐに終わり国道469号歩きとなる。

双体道祖神
藤
うつぎ

国道沿いに咲いていたうつぎは赤が濃いのでベニバナウツギかと思うのだが中が白いので定かではない。

30分も歩けば富士山環境交流プラザが見えてくる。ここでトイレ休憩。

環境交流プラザを過ぎると間もなく再び旧道歩きとなる。

環境交流プラザ

旧道沿いをのんびり歩くとほうの花が咲いていた。

今まで全く見えなかった富士山がほんの少しだけ顔を出したがほとんど雲の状態で残念。

ほう
富士山
しゃくなげ

庭木として植えられた何種類かの満開のしゃくなげを見ながら進むと 再び双体道祖神が現れた。

この道祖神は合掌像のようである。

道祖神

山宮神社が近づくころ 大きな傘雲がかかったような富士山が見えた。これがこの日最後の富士山であった。

旧道を20分も歩けば 世界遺産構成資産の一つ山宮浅間神社に到着する。現在の富士山本宮浅間大社はこの山宮浅間神社から移されたそうであり、本殿の無い神社である。

鳥居から灯篭の並んだ参道を進むと先には相当な階段が待っている。階段の上には古い富士山祭祀の形を残す遥拝所がある。

富士山
山宮浅間神社
階段

遥拝所の正面にはご神体の富士山が見えるらしいが残念ながら一面の雲しか見えないので説明図で想像するしかない。

浅間大社の春と秋の祭礼では浅間大社からこの山宮浅間神社を往復する「山宮御神幸」が行われるそうである。

遥拝所

山宮浅間神社で昼食後、「山宮御神幸」で使われる御神幸道を下っていくが 山宮浅間神社からすぐの所には山神宮がある。

その先にはこの道が御神幸道であることを示す49丁目の標識がある。

御神幸道を下ると道祖神が現れる。

山神宮
御神幸道49丁目
道祖神

文字が彫られたものと双体道祖神の二つが並んでいるが 双体道祖神は富士宮市の最古の道祖神だそうである。 双体道祖神は劣化が進み二人の神様もはっきりわからない。どんど焼きで双体道祖神を火に入れたりしたらしく劣化が進んでいるそうである。

御神幸道も現在歩けるのはここまでで ここからは県道歩きとなる。

県道

県道はほぼ直線の下り坂である。途中 石屋さんの前に並んだ石像を見たりして下っていく。

1時間半近く県道を歩いたあと若之宮浅間神社に立ち寄る。この神社は浅間大社の摂社だそうである。

続いて二之宮浅間神社に向かう。

石屋の石像
若之宮浅間神社
二之宮浅間神社

二之宮浅間神社も浅間大社の摂社だそうである。

二之宮浅間神社をチョコッと見学したあとはゴールの浅間大社湧玉池を目指す。10数分で湧玉池に到着した。これでいくつもの世界遺産構成資産を見学しながら富士山の周囲をめぐる富士山ロングトレイル完歩である。

湧玉池

ゴールのあと浅間大社にお礼の参拝をした。

富士山本宮浅間大社 2025.5.10

浅間大社

12回で富士山を1周したということで最後にツアー会社から完歩証をいただいた。

一区切りついたが 次はどこを歩こうか・・・・

完歩証

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