1月に続き、富士山一周ロングトレイルを12回に分けて歩くツアーの9回目「篭坂峠～樹空の森」に参加した。

今回は南岸低気圧が近づいているということで天気が心配であったが行きのバスからは富士山が見えていた。

今回も高速道路の混雑はほとんど無く、10時前に出発点である篭坂峠先の須走温泉付近に到着である。篭坂峠から須走温泉までの国道には歩道が無く危険なためバスで須走温泉まで来てのスタートである。

バスの中からは全体がみえていた富士山も　須走温泉をスタートするときには半分雲にかくれてしまっていた。

国道138号を少し下ると右手に「富士篭坂36ゴルフクラブ」がある。この前を通り過ぎまずは「東口冨士浅間神社本宮」を目指す。

出発してから20分足らずで東口冨士浅間神社本宮に到着する。ここは　世界遺産の構成資産の一つになっている。

大駐車場の横の鳥居をくぐりゆっくりと見学をする。

神門のそばにある溶岩で作られた富士塚にのった狛犬が面白かった。他にもいろいろな記念物・史跡がある。

今回は渋滞もほとんどなく時間に余裕があったのでゆっくり見学後、そばの道の駅すばしりで昼食を済ませ、浅間神社から再びスタートする。

浅間神社の駐車場側から鎌倉往還を通り正面の鳥居前を通って県道151号を進む。須走交差点で右へと曲がる。

その後国道138号沿いを歩く。

このあたりを歩いていると藁灰らしきものが飛んできたり、道路にたまっている。あとから聞いたところでは自衛隊の演習場で行われる野焼きの灰らしい。

そのうち国道は自動車専用道路となるので、ほぼ並行して走る県道418号(旧国道138号）を歩くが相変わらず藁灰が飛んでいる。

浅間神社からほぼ1時間で水土野の山神社に到着する。

水土野で右折して山神社に参拝、小休止後桜公園を目指す。

公園の名前からみて　桜の季節には藁灰ではなく桜の花びらが飛びまくるのかもしれないが　この季節は閑散としていた。

遠くには野焼きの煙が見える。

桜公園から県道23号を100mほど進み右折して進むこと20分ほどで川柳浅間神社が現れる。

境内には2本の杉が合体した芙桑樹という樹齢500年とかの大杉がある。

しばらく村内の道を歩いたあと県道155号に合流し、スポーツ公園を目指す。

途中満開の蠟梅を見たり、十里木街道の分岐の道しるべの石仏を見たりしながらスポーツ公園丸尾パークに向かう。

川柳浅間神社から30分ほどの印野支所近くで右折すると結構な登り道となる。途中のスポーツ公園　丸尾パークを通過してゴールの樹空の森に向かう。

坂を上りきった所で左に曲がればすぐにゴールの樹空の森のビジターセンターに到着する。この施設近くに自衛隊の駐屯地などがあるため自衛隊との交流の場ともなっているとのことで自衛隊のヘリコプターの展示もある。

樹空の森でドーム方面をみれば　わずかに富士山の山頂部が見えていた。

この日はここで終りだが　帰りのバスが演習場の中を通ると両側に野焼きの跡が見えていた。