9月に続き、富士山一周ロングトレイルを12回に分けて歩くツアーの5回目「富岳風穴から道の駅かつやま」に参加した。

今回は天気が悪く　雨もぽつぽつ降っていたこともあり、渋滞することもほとんどなく出発点の富岳風穴駐車場に到着した。

駐車場からは風穴入り口まではほんの数分である。私は中に入ったことがなかったので見学することにした。

入り口からは階段を降りで洞穴のなかに入っていく。入り口近くは天井が低く頭をぶつけそうになるがそのうち比較的天井の高い所にでる。

天井が少し高くなった所は昔冷蔵庫代わりに使っていたらしく、蚕の繭の保存例が展示されている。

それほど広くない洞窟を一回りして入り口への階段を登り外へでる。

風穴からは再び青木ヶ原樹海の樹林を歩くが残念ながらポツポツと弱い雨が降っている。

溶岩の上に樹林が育ったためかあちこちに溶岩のガスが抜けた小さな洞窟(穴)があちこちにみられる。

富岳風穴から30分ほどで鳴沢氷穴に到着する。こちらも私は見学したことが無かったので見学してみる。

鳴沢氷穴も富岳風穴と同じように階段を下って洞窟に入っていくが風穴よりは若干天井が高く、奥行きもあるようだ。

こちらは氷穴というだけあって猛暑の終わりの時期でも氷の塊が残っているが最後の残雪のように泥まみれである。

鳴沢氷穴を出ると再び樹海の中を歩くが10分ほどで抜けだし、富士山が良く見えるといわれる道を歩くが雲の中の富士山は見えない。

まもなく県道にぶつかり、舗装された県道の歩道歩きとなる。

県道沿いをしばらく歩いたあと　緑の休暇村方面に進むがここも舗装された道路である。

「道の駅なるさわ」に近づくと雨が強くなってきた。なんとかこらえて道の駅で昼食である。

昼食後も雨がやまないので傘をさして先を目指す。道の駅から直ぐに国道139号を横切る。

国道をよぎって少し歩けば左手に魔王天神社がある。山自体をご神体としている神社で鳥居から百数十段？の階段を登った先に拝殿だけがある珍しい神社らしいが下から見上げるだけで先に進む。

しばらく集落の中の舗装路歩くと国道139号と並行してくる。あまり見どころのない道を進む。

国道を離れ河口湖方面に進むと間もなく左から足和田山から下りてきた東海自然歩道に合流する。舗装された東海自然歩道を50分も歩けば河口湖が見えてきて「道の駅かつやま」に到着する。

今回は富士山が全く見えないばかりか雨にまで降られて残念なトレイルウォーキングではあったが11kmのウォーキングはなんとか終了した。