6月に続き、富士山一周ロングトレイルを12回に分けて歩くツアーの4回目「割石峠から富岳風穴」に参加した。
今回も渋滞で高速を迂回することになり、割石峠からの国道歩き2Km強を省略し、自然歩道の入り口からのスタートとなった。
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この日のルートです。
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「富士山一周トレイル4」ルートと時間
歩道入り口 | 12:20 | 本栖湖 | 12:44-12:50 | 城山 | 13:47-14:02 | 精進湖民宿村 | 14:28-14:38 | 富岳風穴駐車場 | 16:34 |
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車がひっきりなしに走る国道139号と東海自然歩道が接する割石峠から北2kmほどの所をスタートし自然歩道へと入っていく。
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歩き始めは雑木の緩い下りから始まる。この日も東京では相当の暑さではあったが、1000m近い標高と林の中なので歩きやすい。
林の中の道をしばらく進むと本栖集落と本栖湖の分岐があり、ここを本栖湖の方に進むとやがて舗装道路に出る。
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舗装道路に出るとまともに日差しを受けるが気持ちの良い歩きである。
青少年スポーツセンターあたりでは正月にダイヤモンド富士がみられると有名で、私も6年前に登った竜ヶ岳が良く見える。
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しばらく舗装道路を歩くと右側は本栖湖キャンプ場となり、キャンプ場の中の道へと入っていく。林の中にはバーベキューやキャンプを楽しむ人がたくさんいる。
キャンプ場を抜けるとすぐに世界文化遺産の構成要素の一つである本栖湖に到着する。泳いでいるひと、ボートを楽しむ人など多くの人でにぎわっている。
少しの休憩のあと再び舗装道路を少し歩いた後に自然歩道へと入っていく。
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自然歩道へ入ってから少し行くと、木々の上に富士山の天辺が薄く見えていた。この日は雲が出たり引っ込んだりの天気で本来よく見えるはずの場所では雲に隠れていたが とりあえずは富士山もみることができた。
さらに少し歩くと国道300号にぶつかる。正面の紅葉は少し色づき始めているようだ。前回は多くの花が咲いていたが、今回はほとんど花は見かけずきのこが秋の訪れを告げていた。
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国道沿いの道には開いたタマゴタケであろうかきのこがでていた。
緩い登りの国道をしばらく進み再び右手の東海自然歩道へと入っていく。
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ベニナギナタダケ
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再び樹林に入るがだんだんと密度も増し樹海の趣である。苔のついた岩もある。
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樹林の道を進むと精進湖とパノラマ台の分岐に来る。精進湖を目指す。
このあたりからほぼ等高線沿いに城山のすそを半時計周りに回っていく。このあたりは杉の木も多い。
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本栖湖をでてからほぼ1時間で城山の城址に登る入り口までくる。ここから登る尾根の上に中世の城あとがあるらしい。ここで小休止。
小休止後すぐ先の国道139号をくぐる地下道をぬけ再び樹林の道へと入っていく。
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このあたりは富士山の流れ出した溶岩のへりなのだろうか、右側は溶岩が折り重なったうえに樹木が生えているが左を走る国道の先はふつうの山の裾である。
溶岩の隙間と苔が作り出す不思議な樹林を進むが近くを走る国道の車の音が無ければもっと気分はいいのだろうに・・・
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タマゴタケ
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ぽつぽつとはえているきのこを見ながら樹林の道を進む。溶岩には苔もついているが雨が少ないのか気温が高いのか苔が夏バテしているようである。
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地下道を抜けてから30分足らずで真正面の道が舗装道路になる。精進湖民宿村内の道路である。釣り人目当ての民宿かと思ったが数十年前のテニスブームの時のテニス客目当ての民宿村らしい。
しばし休憩後民宿村北端にある自然歩道入り口から再び樹海の道へ入っていく。
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このあたりは青木ヶ原の樹海と呼ばれるところで、自然歩道に入るとすぐ説明板が建っている。
ゆるい登り道をしばらく進むと、精進湖から富士スバルライン5合目へと向かう精進口登山道と交差する。
延々と続く樹海の道を富岳風穴目指して進む。
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精進湖民宿村から青木ヶ原樹海をほぼ2時間歩いて富岳風穴の駐車場に到着した。風穴へはここから少し歩くが風穴見学は次回のお楽しみである。
今回は約12kmの行程であった。
帰りのバスからは時々富士山が見えていた。
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今回も富士山の眺めはいまいちであったがきもちの良い樹海歩きを楽しめた。次回は富岳風穴から道の駅かつやままでの予定である。
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