そろそろ登山のシーズンも過ぎてき、低い山での足慣らしの時期である。

今回は岩場歩きの練習にでもと　福島県の岩峰　二ツ箭山に登った。

この日のコースは二ツ箭山駐車場11:22～〆張場12:15～鎖場12:40～男体山頂13:10 ～13:35女体山頂13:55～二ツ箭山14:15～月山14:30～二ツ箭山駐車場15:25　の約5.5Kmのコースである。

３連休の初日とあって高速道路が込み、スタートが大分遅くなった。駐車場の案内板の後に二ツ箭山が見えている。

駐車場から少し舗装道路を歩き、右手の砂利道に入っていくと登山口の案内板がある。ここから道はだんだんと細くなり、沢伝いの道になる。 直ぐに御滝に到着する。

滝の前にはしめ縄が張られている。滝の上をみると紅葉が綺麗である。

御滝から杉の林の中の緩い坂を登っていく。滑り岩を越えていくとやがて〆張場へと到着する。

ここにもしめ縄が張られている。

ここから沢道を離れ、尾根ルートへと入るがかなりの急登である。

鉄筋の足場が埋め込まれた一枚岩を過ぎると登りはさらに急になる胸突き八丁である。

尾根筋まで出ると男体山を巻いて男体山と女体山の鞍部の下の鎖場に出る。鎖とロープが掛けられた30mの登りである。

鎖に振られないよう間隔を取るためどうしても渋滞してしまう。それでも下ってくる人がいなかっただけましか・・

鎖場を登りきったところで左手の男体山へと向かう。ここも岩と岩の間のルートに鎖が張られているがそれほど長くはない。

男体山の頂上からは向かいの女体山が見える。

男体山の鎖を降り、今度は女体山の鎖を登る。こちらの鎖もそれほど長くは無いが慎重に登る。右手には太平洋が見えている。

女体山の山頂からは先ほどの男体山の全容が良く見える。

女体山を登ってしまうと　あとは岩場もなく平易な尾根歩きとなる。20分ほどで二ツ箭山の山頂に着く。標識がなければ山頂とは気付かないかもしれない。

三角点を拝んだ後少し戻って月山へと向かう。

尾根道を20分ほどで月山に到着する。山頂には出羽の月山神社分社の祠がある。

ここは男体山･女体山の展望台である。

月山から少し急な下りを下っていくと、40分ほどで御滝下の登山道へ合流する。さらに15分ほどで駐車場にもどり、この日の岩登りは終わりである。