今回の道東三山の二日目は斜里岳である。二日目の斜里岳の
この日のコースは清岳荘5:55~六合目6:50~上二俣8:43~馬の背9:25
~9:55斜里岳山頂10:30~上二俣11:22~熊見峠12:17~六合目13:08~清岳荘14:13 の約10.5Kmのコースである。
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斜里岳はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「斜里岳」ルートと時間
清岳荘 | 5:55 | 14:13 | 六合目 | 6:50 | 13:08 | 熊見峠 | | 12:17 | 上二俣 | 8:43 | 11:22 | 馬の背 | 9:25 | | 斜里岳山頂 | 9:55-10:30 | ↑ |
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前日の羅臼岳に続きこの日も良い天気である。町の経営する清岳荘がスタートである。少し林の中を歩くと直ぐに林道に出、しばらく歩くと火災で焼失した清岳荘跡に至り、ここから登山道である。
いきなり熊注意である。
沢沿いの道を進んでいく。
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オオバタケシマラン
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この斜里岳の登山コースは沢沿いで、下二俣(6合目)までに15回くらいの渡渉が、上二股までにはさらに10回以上の渡渉があると聞いていた。
沢沿いに歩くと直ぐに渡渉が始まる。といっても岩伝いに渡れるので靴をぬらすこともない。
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確かに渡渉を15回ほど行ったところで6合目に到着した。ここから沢沿いの旧道と尾根道の新道が分岐する。今回の登りは旧道の沢沿いを進む。
普通の登山では味わえない面白さがある。6合目からは地図によると滝の連続である。しかし足元に注意しなければならずゆっくり滝見物とは行かない。
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沢沿いの道を渡渉を繰り返しながら登って行くとやがて沢の水も涸れてきて上二俣に到着する。
ここで尾根道の新道と合流する。
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コウメバチソウ
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リシリブシ
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エゾキンバイソウ
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上二俣から馬の背にかけてはだんだんと潅木となり、馬の背近くではざれた急斜面となり登りにくい。
それでも振り返ると雌阿寒岳が良く見えるし、前方には斜里岳の山頂方面も見える。
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馬の背で一休みしながら翌日登る雌阿寒岳を眺める。
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チシマワレモコウ
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馬の背から山頂までも小石の滑りやすい道が続く。このあたりにはチシマワレモコウが目に付く。
30分ほどで山頂に到着である。
この日もすばらしい展望である。
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← 左右に動かせます →
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山頂からは来た道を折り返す。馬の背までは滑りやすい道を慎重に降り、上二俣からは来た道から分かれ、尾根伝いの新道へ入る。
尾根に出るまではいくつかの登り降りがあるが、尾根に出ると見晴らしも良く気持ちよい。
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熊見峠から再び低木樹林に入り、下二俣(6合目)から再び沢伝いの渡渉を繰り返す。
巻き道があったりするのだろうか、帰りの渡渉回数は13回と登りより2回少なかったが、清岳荘に到着して
この日の登山も無事熊にあうことも無く終了である。
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この日のアップダウンと今年の登破の記録である。
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最高標高 | 1547m |
最低標高 | 665m |
累計登り | 1070m |
累計下り | 1070m |
歩行距離 | 10.6km |
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赤い線がこの日のルートである。
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出
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