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川乗山 [かわのりやま]   2001.4.21(2001.4.21作成)
川乗山はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「川乗山」ルートと時間
川乗橋8:45
百尋の滝10:00
川乗山11:20-11:40
川井分岐13:20
古里駅14:05

3月から4月にかけては花粉症の私はハイキングを控えてきた。20日も過ぎ気象情報でも花粉が少なくなってきたと報じるようになったのででかけることにした。 今回はまた奥多摩である。数日前の予報では雨とのことだったので延期するつもりであったが前日予報では夕方までは曇りとのことだったので、 早く切り上げられるよう出発を早くして出掛けることにした。

青梅線の奥多摩駅から接続している日原行きのバスにのり、川乗橋で降りる。15人程度が川乗山を目指すようだ。



小さな滝

バスを降りると林道沿いに歩いていく。4~50分歩くと林道から別れ細い沢沿いの登山道に入る。 沢から結構切り立った上を歩くので滑って転げ落ちないよう結構気を使って歩いて行く。 この川乗谷にはあちこちに小さな滝があり、滝の音が近づいては後ろに消えて行く。

この谷を左右に渡りながら迷いそうな道を進む。スタートでは15人程いた登山者もバラけて前後に全く見当たらない。 ちょっと心細い。

谷に添った道を幾つもの滝の音を聞きながら40分も進んでいくと目の前に巨大な石の絶壁が現れる。 恐らく石灰岩だろう。下の方は崩れているが天辺近くには林道が走っている。 この石の絶壁の右側に奥多摩有数の滝「百尋の滝」がある。崩落していて近くには行けない。 この百尋の滝を越えるとここからはそれほど深い谷の脇を歩く訳でもなく少し気が楽になる。

百尋の滝

山も春の訪れとともに色々な花が咲きはじめていた。

今回綺麗だったのはツツジである。

つつじ

この他にも山吹、すみれ、一輪草などが咲いていた。

山頂

歩き始めて2時間半強で川乗山の山頂に到達。しかし回り一面霧で全く見えない。 お弁当を食べて雨にならないうちに下山すべく草々に山頂を立ち去る。

この川乗山、地図では川苔山となっている。昔はこちらの字だったようだが 今回歩いてみると 山頂の標識を始め 私の見た全ての案内標識が「川乗山」になっていた。

今回は 天気が悪く余り楽しいハイキングではなかったが 久しぶりに森の匂いをかげた。

次回のハイキングは天気の良いときにしよう。

今回のコースは沢伝いのコースが多く、崩落している所も多く私としては余りお勧めできるコースではない。 全コースで13Kmくらいだろうか。


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