今回も足慣らしに山梨百名山の権現山に出かけた。前回の蛾ケ岳は少し物足りなかったので今回は扇山も含めて北から南への縦走にした。
この日のコースは初戸9:07~雨降山10:50~11:30権現山11:55~浅川峠12:35~扇山13:25~梨の木平14:15~鳥沢駅15:00
の約15.1Kmのコースである。
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権現山はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「権現山」ルートと時間
初戸 | 9:07 | 雨降山 | 10:50 | 権現山 | 11:30-11:55 | 浅川峠 | 12:35 | 扇山 | 13:25 | 梨の木平 | 14:15 | 鳥沢駅 | 15:00 |
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今回は平日に休暇を取って出かけた。上野原の駅で中央線からバスに乗り換え、初戸へと向かった。平日のせいもあって
バスは登山者数人と地元の方である。初戸で降りるのは登山者二人しかいないためか、バスは停留所を少しすぎ、登山道の入り口前で止まった。
周りを見回しても雲ひとつ無い好天気である。
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バス停からすぐに登山道入り口がある、民家の横を通って渓流の橋を渡るとすぐに竹やぶの中の道となる。初めから結構な急斜面である。
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細い登山道はどんどんと標高を稼いでいく。周りは檜の林で余り日は差し込んでこない。
檜の続く道をひたすら登っていく。
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2時間弱登り続けたところで尾根が見え、すぐに雨降山に到着する。
頂上には背の高いアンテナが何本か立っている。アンテナの横から富士山が良く見える。都内ではこの冬降雪が無かったが、富士山はきれいに雪をかぶっている。
頂上を歩いていると、日当たりが良いせいか、霜柱がとけ靴底がどんどん高くなってしまう。
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雨降山から権現山までは落葉したクヌギの尾根道が続く。ここまでの登り道とがらっと代わり日当たりも良く気持ちよい。
途中に自然石に「馬頭尊」と掘り込まれた石がある。
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30分ほど尾根道を行くと古い小屋のような大ムレ権現に出る。この建物の裏を上り詰めると目的の権現山に到着で有る。
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権現山山頂は周りに落葉樹があり余り展望は良くないが、南側には富士山がよく見える。40分しかたっていないが雨降山から見たときより雲が増えてしまった。
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山頂から南側を見ると奥多摩の山が見える。中央に三頭山、その左手に雲取山、右手には御前山が見えるがどれも全く雪が無い。
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山頂で昼食を食べていると、バス停で一緒に降りた方が登ってこられた。ここまで会った登山者1名ということになる。
昼食を終え、少し西へ下ったところに浅川峠への分岐がある。ここから浅川峠へと下っていく。
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浅川峠までの道もクヌギの道であるが、踏み跡も薄く落ち葉も多く、時々道を失いそうになる。
浅川峠は四方に道が分かれるため標識が林立している。扇山への道を進むとすぐに急な斜面へのとっつきとなる。
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浅川峠から扇山への登りは結構きつく、ペースが落ちてしまった。
途中で振り返ると落葉した樹間から先ほどの権現山が見えている。
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何とかきつい斜面を登りきると扇山の山頂で、5~6人の登山者が休んでいた。
この山は以前も登ったが、「秀麗富岳12景」ということで富士山方向の木は切られよく見えるようになっている。説明標も有る。
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富士山とは反対の北側には少し木にかかった権現山も良く見える。
しばし景色を楽しんでから鳥沢駅へと下っていく。
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扇山から百蔵山方向に5分足らずで大久保のコルの分岐に出る。ここから鳥沢駅へと下ることになる。
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このあたりは杉の樹が多い。時々落葉樹林となり、日当たりの良いところでスミレが咲いていた。
山の神と呼ばれる赤い祠のわきを通りどんどんと下っていく。
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扇山から下ること50分で梨の木平の登山口に着く。恩賜林の説明を見て、ここからはゴルフ場を巻く舗装道路を下る。
ゴルフ場の梅が満開のようであった。
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鳥沢駅が近づいて集落に入ると、駅への道標を見落としたのかどうも遠回りしてしまったようである。
鳥沢の駅に着いてこの日も無事終わりである。
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この日のアップダウンと今年の登破の記録である。
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最高標高 | 1302m |
最低標高 | 316m |
累計登り | 1314m |
累計下り | 1425m |
歩行距離 | 15.1km |
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赤い線がこの日のルートである。
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出
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