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旭岳 [あさひだけ]   2006.9.16(2006.9.20作成)

前日に続いて北海道の山の2番目は大雪山塊 旭岳である。

この日のコースは姿見駅8:20~8:52姿見の池9:00~8合目10:10~10:50山頂11:20 ~7合目12:09~姿見の池12:55~姿見駅13:05 の約7.1Kmのコースである。

旭岳はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「旭岳」ルートと時間
姿見駅8:2013:05
姿見の池8:52-9:0012:55
7合目12:09
8合目10:10
旭岳10:50-11:20

前日にふもとの旭岳温泉に宿泊し、翌朝7:40に宿を出発した。

この日は雲が少し出ているがまあまあの天気であった。ロープウェイの山麓の駅「あさひだけ」駅の駐車場には既に多くの車が駐車していた。

3連休ということで相当混雑しそうである。

ほぼ満員のロープウェイで登っていくとまだ少し早いが紅葉し始めであった。

紅葉
旭岳

ロープウェイの山頂駅「姿見」で降りると目の前に旭岳が待っている。

登山道への入り口までは一般観光客で賑わう姿見の散策路を歩く。

この散策路の周りはお花畑である。 花の時期には少し遅いが秋の花々が目を楽しませてくれる。

あきのきりんそう
あきのきりんそう
ちんぐるま
ちんぐるま(種)
エゾオヤマリンドウ
エゾオヤマリンドウ
旭岳

少し早めのななかまどの紅葉の向こうには煙を上げる旭岳が美しい。

この散策路 パトロールの腕章をつけた方が見回っていらっしゃるが、 花の名前など質問すると気楽に教えていただける。

しばらくいろいろ教えてもらいながら散策する。

がんこうらん
がんこうらん
えぞのつがざくら
えぞのつがざくら
展望
展望

散策路の少し高いところまで行くと回りの山々が見える。北海道の山はどうもなじみが薄く名前の同定も思うにまかせない。

夫婦池といわれる 擂鉢池、鏡池には噴煙を上げる旭岳が映っている。

擂鉢池
鏡池
姿見池

姿見池までくると 散策路も終わりで、ここから登山道に入る。はじめのうちは緩い岩の多い道でこの辺までは観光客も登ってくる。 登山道入り口が5合目で120~130m登るごとに合数が増え、標柱が現れる。

爆裂火口

噴煙の上がるところを超えると左手に大きな爆裂火口の跡があり、後方を見るとロープウェイ山頂駅方面が良く見える。

山頂駅方面

右手に紅葉の始まった麓の裾平方面を見ながら砂礫の道を登るとやがて8合目にいたる。

裾平方面
8合目
金庫岩

8合目までくるとあと一息に見える。呼吸を整えて再び砂礫の道を登り始めると右手ににせ金庫と呼ばれる数mの岩が現れ、 ここで左にカーブを切ると今度は左手に金庫岩が現れる。霧が出るとにせ金庫と金庫岩を間違えてルートをはずすことが多いらしく、 道の両側にロープが張られている。

にせ金庫

金庫岩をすぎればすぐに山頂である。

旭岳の三角点は選点100年を迎えたということで記念のパネルが埋まっていた。

旭岳山頂
記念パネル
黒岳方面

山頂には大勢の人がいたが、霧がかかり展望は残念ながら利かない。時々霧の晴れ間に黒岳方面が薄っすら見え隠れしていた。

山頂で昼食後は来た道を引き返す。

今回もピストンルートなので同じ景色を見ながら下る。金庫岩あたりでは姿見平が良く見えた。

姿見平方面

最後の岩の道を下ると姿見の池にでて、登山道は終わる。ロープウェイの駅まで再び散策路を歩く。

エゾオヤマリンドウ
エゾオヤマリンドウ
草紅葉
ちんぐるま等の紅葉
しらたまのき
しらたまのき

散策路で花を楽しんでロープウェイ山頂駅に到着した。連休初日ということもあってすごい混雑であった。


こまくさ荘

今回の温泉情報は前日泊まったこまくさ荘(その後閉館。現在はホテル ディアバレー)である。

泉質はカルシウム・ナトリウム 硫化塩・塩化物泉(含食塩石膏泉)ということで透明な湯であった。(日帰り入浴無)

map GoogleMapで

この日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高2286m
最低標高1595m
累計登り704m
累計下り704m
歩行距離7.1km
鳥瞰図

赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


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