台風が九州をゆっくりと進んでいた時に、天気を気にしながら会津駒ケ岳に行ってきた。 この日のコースは滝沢登山口5:25~ハシゴ5:55~水場7:27~駒の池8:55 ~駒ケ岳山頂9:20~9:46駒の池10:20~11:45水場12:00~ハシゴ13:10~アルザの郷14:00 の約13.8Kmのコースである。 台風の影響によるフェーン現象のせいか猛烈な暑さで後半はバスの時間調整もかねてスローペースの下山となった。 |
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会津駒ケ岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「会津駒ケ岳」ルートと時間
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台風が九州に上陸と言うことで天気がどうなるか心配しながら夜行バスで出かけた。 幸い夜が明けて見ると晴れていて一安心。滝沢登山口でバスを降り、準備をしてから林道を歩き始める。歩き始めて10分くらいだろうか林道をショートカットする 近道があり、そちらを登る。所々に駐車スペースがあるがまだ車は止まっていない。この分だと登山者はそうは多くないなと 思いながら再び林道を歩く。 林道の終点(といってもまだ先まで道はあるが)に木のハシゴ(階段)があり、ここからいよいよ本格的登山道である。 |
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会津駒ケ岳は登り始めが急だとは聞いていたが、最初の1.5時間は結構な登りである。 おまけにこの日は猛烈な暑さ、木陰でも蒸し蒸しし、体力消耗である。ぶなの中を登っていくが このあたり花は見かけない。 |
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しばらく登ると高度も上がり、ようやく花にもお目にかかる。しかし暑さの方は相変わらずである。 |
オニアザミ |
ニガナ |
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水場のあたりまでくると樹間からは日光方面であろうか 山もよく見えはじめる。 駒ケ岳には500mおきに距離標がたっていて、よい目安になる。 |
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森林限界が近づくと木道が敷設されている。高層湿地帯にでると、一気に花が目立ってくる。 |
イワイチョウ |
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なだらかな会津駒ケ岳を見ながら木道を進むと、やがて駒の池に出る。この池越しの駒ケ岳の写真が必ずと言ってよいほどガイドブックにでてくるが ワタスゲのと池と山は確かにすばらしい景色である。 |
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樹林が切れたところでは燧ケ岳が良く見える。 頂上に向かうとまた幼木が見晴らしを邪魔し展望が利かなくなってしまった。大きな山頂標が印象的である。 当初はこの山頂の後、2時間弱の中門岳までの往復を予定していたが、あまりの暑さで足を伸ばすのはやめにした。 |
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山頂からの見晴らしが利かないので、少し下った見晴らしのよい場所でもう一度展望を楽しんだ。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||||||||
アキノキリンソウ |
展望を楽しんだあと、同じ道を駒の池へと引き返す。 この山はハクサンコザクラの花で「花の百名山」に選ばれているが、ちょうど花の時期でもあり一面ハクサンコザクラが咲いているところがある。 |
ハクサンコザクラ |
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駒の池で少し早い昼食を済ませて木道を下り始める。上から見ると池塘の面白い造形が見える。 暑さのためと帰りのバスの時間調整でくだりは超スローペースであった。 水も切れる寸前で、水場でたっぷりと冷水を飲み、林道を歩き始めたころ通り雨にあった。山道での雨でないだけよかった。 林道から国道をくだりアルザの郷まででこの日の登山も終わりである。 |
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オマケは温泉。単純硫黄泉のアルザ尾瀬の郷のアルザの湯である。 個人的には温泉の趣味はないのだが、この日の暑さの後の温泉は助かった。 この温泉は露天風呂のみで 料金は850円(割引で600円) |
GoogleMapで | |||||||||||||||||||
この日のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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赤い線がこの日のルートである。 |
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出 |