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大室山 [おおむろやま]   2005.11.3(2005.11.12作成)

そろそろ高山は雪のシーズンに入りそうなので 丹沢山塊の大室山に行ってきた。

この日のコースは西丹沢自然教室9:00~用木沢出合9:18~白石滝10:30~白石峠11:10~ 加入道山11:32~大室山12:40~12:45大室山肩13:05~犬越路14:00~用木沢出合15:00~西丹沢自然教室15:20 の約16.3Kmのコースである。

大室山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「大室山」ルートと時間
西丹沢自然教室9:0015:20
用木沢出合9:1815:00
白石滝10:30
白石峠11:10
加入道山11:32
犬越路14:00
大室山肩12:45-13:05
大室山12:40

晴れの特異日の11月3日だったので さぞ登山客が多いだろうと思っていたが、予想に反して非常に少なかった。バスを降りて歩き出したらもう一人旅である。 前回檜洞山に来た時に通った満員のオートキャンプ場も車1台いない。この渓流沿いの道からこれから登る大室山が見える。

大室山
出合ゲート

沢沿いの舗装道路を20分ほど歩くと用木沢出合に着く。ここにはゲートがあり、ここから先は自動車は入れない。 ゲートの脇をすり抜けて更に舗装道路を進むと林道の終点まで行き着く。ここからようやく登山道である。

丹沢には鹿が多いのだろう 大きな杉の皮も食い荒らされるのかネットで保護されていた。杉林の中を抜けていくと、途中から沢沿いの道になる。

鹿よけ

沢にかかる橋を渡ったり、石伝いに沢を渡ったりと何度も沢を渡る。結構水も多く、橋のないところでは渡るのに苦労するところもある。

雨の後など大変そうである。

沢
沢
沢
並木

このあたりは道を整備したのは良いが道の両側に並木道のように木が植わっている。自然のままの方が良いように思うが・・・

もう花の時期ではないが まむしぐさであろうか赤い実をつけていた。

まむしぐさ

更に沢沿いの道を登っていくと木でできた砂防ダムが現れる。ここから 沢から離れてのぼり道になる。

結構きつい登りを登っていくと再び沢の音が聞こえてくる。

砂防ダム
白石滝

沢の音が大きくなったと思ったら、滝が現れた。白石滝である。杉と紅葉の間に滝が見える。

しばし眺めたあとこの滝の上でまた沢に出会う。

また何度も沢を渡りながら沢沿いの道を登っていくと水が湧き出している所にたどりつく。

ここからは水の枯れた沢を登る。雨の後なら水が流れているのだろうがこの日は苦もなく歩けた。

沢
湧水
白石峠

しばらく登ると 白石峠に出る。ベンチで一休みするが周りは雑木で見晴らしは利かない。

加入道山

白石峠まで来てしまうと後は登りも楽である。20分ほど雑木の中を歩くと加入道山である。

尾根道を進むと少し下り、ミニキレットのような破風口にくる。この先また少し登ることになる。

破風口

登りの途中でパッと視界が開け、雲に半分隠れた富士山が見えた。

← 左右に動かせます →

まもなくベンチがいくつか並んだ大室山の肩に出る。皆さんベンチで昼食中である。

空いたベンチもないのでそのまま山頂を目指す。

5分ほどで山頂であるが、ここも周りは雑木で見晴らしが利かない。ここのベンチも満席なので、引き返すことにする。

肩まで戻るとベンチが空いていたのでゆっくり昼食をとることができた。

山頂
山頂
りんどう

昼食後、犬越路目指して下り始める。日当たりの良いところで何本かりんどうが咲いていた。

やがて犬越路に着いたが、非難小屋の建替え中であった。犬越路は案内板によると「ここだけは明るい草地」と書かれているが潅木にうずもれている。

避難小屋

犬越路からしばらく下るとまた沢沿いの道となる。 登って来た時と同じように 何度も沢を渡り返す。

沢
沢
沢

大きな倒木に生えている茸がたべられたらな~ とか考えながら下っていくとやがて用木沢出合に到着し、 再び舗装道路を歩いてバス停に到着である

倒木

今回の縦走のこの日のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1587.6m
最低標高547m
累計登り1307m
累計下り1243m
歩行距離16.3km
鳥瞰図

赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


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