今年の東京は雪が多い。雪から1週間たった節分の日に鎌倉へ出掛けた。
鎌倉あたりの山はせいぜい標高150mくらいでハイキングとしては物足りないが、ついでに古都巡りをすることにした今回のコースは北鎌倉から円覚寺により、建長寺の上の半僧坊から“鎌倉アルプス 天園ハイキングコ-ス”に入り、瑞泉寺から市街に入り鎌倉八幡宮に行く。
その後は化粧坂切り通しから源氏山公園、銭洗弁天を経て佐助稲荷から裏大仏ハイキングコースを経て、大仏、長谷寺、弓ヶ浜海岸から鎌倉駅までの15km位のコースである。
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鎌倉アルプスはこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「鎌倉アルプス」ルートと時間
北鎌倉駅 | 8:50 | 建長寺 | 9:30 | 大平山 | | 瑞泉寺 | 11:20 | 切り通し | | 大仏 | | 長谷寺 | 15:00 | 鎌倉駅 | 16:20 |
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北鎌倉駅からすぐの円覚寺にまず立ち寄った。境内の幼稚園児が元気良く挨拶して通り過ぎる総門で拝観料を払い入る。
大方丈前の庭には1週間前の雪が残り、池は凍っている。どんどん上っていくと最上部に黄梅院という私の好きな庭がある。
残念ながらまだ花の時期でないので期待ほどではなかったが千両、万両などが実をつけていた。
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次は建長寺である。たまたま節分の日だったため拝観料を払ったら豆の子袋をくれた。今まで節分の豆を美味しいと思ったことはなかったが、この時の豆は大変美味しく感じた。
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建長寺の方丈の横を通りどんどん上に登っていくとやがて沢山の天狗の像がある半僧坊へ出る。
天狗には烏天狗など色々なのがあり見ていて楽しくなる。
天狗の横を通りいよいよハイキングコ-スへ入る。
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ハイキングコースに入って直ぐに展望台があり富士山が良く見える。しかしこの後は左に住宅街が見え隠れするコースでなんともハイキング気分になれない。
ところどころで住宅から離れると残雪が凍っていたり、溶けた雪でぬかるんだりと余り良い状態ではなかった。やがて天園の茶店に出る。比較的簡単なコースだと思っていたが
本格的格好で歩いている団体さんも結構いる。やはりアルプスなんだ。
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天園の茶店からは下る一方(といっても100m?位か)で間もなく瑞泉寺の上に出る。コースの下まで行ってから瑞泉寺に立ち寄る。
ここの正面には牧野富太郎博士がこの木をみて命名したという黄梅がある。黄梅はまだ咲いていなかったが紅白の梅が咲きはじめたところで
春を感じる。
鎌倉宮、鎌倉八幡宮によって鎌倉のメインストリートに出た。食事後は少し北鎌倉の方に戻ってから化粧坂(けわいさか)切り通しを登り 源氏山公園に行く。
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源氏山公園から舗装道路を降りていくと右側に銭洗弁天入口のトンネルがある。トンネルをくぐった奥にさらに岩穴がありその奥の泉でお金を洗うと御利益があるとか。
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銭洗弁天の裏へ行き、ハイキングコースのような路地のような道を抜け佐助神社に行く。
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佐助神社は結構人家から離れたところにあった。階段を上って社に来ると餌付けをしているせいかリスがたくさん居る。10匹位は見て取れる。
天園のハイキングコースでもがさがさ音がする方を見るとリスがいたりと鎌倉にこんなにリスが住んでいるとは知らなかった。
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佐助神社から少し登り裏大仏ハイキングコースに出、大仏のある高徳院へと向かう。他の神社などはそれほど人は居なかったがここは凄い人である。
節分ついでの観光客か?
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大仏の次ぎは長谷寺に向かった。ここも凄い人である。
鎌倉には洞窟にお祭りした弁天様、観音様が多いが長谷寺にも洞窟弁天がある。右の鳥居の所から洞窟に入ると一巡りコースに多数の弁天が祭られており、左側に出てくる。
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長谷寺から 由比ガ浜の海岸に出海岸を歩いた後、鎌倉駅に通じる大通りを鎌倉駅へ向かった。今回は割に平坦なコ-スであったが距離は15km程度で結構運動にはなった。
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