拡大画像
× クリック
巻機山割引岳 [まきはたやま・わりめきだけ]   2005.10.1(2005.10.15作成)

雪の降る前に越後湯沢近くの巻機山へ行った。

この日のコースは駐車場5:19~5合目6:29~6合展望台7:10~前巻機山8:33~ 避難小屋9:10~御機屋9:38~割引岳10:08~巻機山頂10:46~御機屋11:05~11:08避難小屋11:45~5合目13:30~駐車場14:40 の約13Kmのコースである。

巻機山はこのあたりです。太刀岡山はこのあたりです。
map
クリックすると拡大画面に
踏破ルートです。
route
クリックすると拡大画面に
「巻機山」ルートと時間
駐車場5:1914:40
5合目6:2913:30
6合展望台7:10
1564m7:5512:30
前巻機山8:33
避難小屋9:1011:08-11:45
御機屋0:46

薄暗い中を出発する。駐車場にはポツポツと車が入ってくる。皆さん巻機山を目指すのだろう。駐車場から間もなく樹林帯の登山道へと入る。 ヘッドランプはいらないが足元に注意しながら高度を稼いでいき、5合目までくると谷川岳そばの大源太の急な山容が見えて来る。

5合目
大源太

大源太
6合目
割引岳

滑り易い結構急な樹林の中の道は少し穏やかになる。のぼり始めて2時間弱で6合目の展望台に到着する。展望台といってもヌクビ沢とその先の割引岳が良く見えるというもの。 「沢登りのコースはあそこを登るのか」と眺めつつまた樹林の中の道を登っていく。

このコース1合ごとに標柱が立っているが、されに3勺、5勺、7勺という標柱まで立っている。

大学のサークルで建てたようであるがここまで細かく刻まれると登るときのどきどき感が薄れてしまうような気もする。

やがて樹林帯を抜け出ると7合目でパッと展望が開ける。

6合7勺
← 左右に動かせます →

更に登っていくと稜線に出、いままで見えなかった巻機山が見えてきた。ここが9合目の前巻機山であるが、 偽巻機というありがたくない名前でも呼ばれているようである。

前巻機山
9合目
巻機山
木道

前巻機山からはしばらく下るがこちら側は池塘も散らばる湿地帯ということで木道が作られている。 池塘の脇をとおり、非難小屋でトイレを済ませ、また15分くらい登ると御機屋に到着である。

池塘

御機屋は巻機山山頂ではないはずなのに、なぜか巻機山頂の標識がある。

ここからは割引岳が綺麗に見える。

御機屋
割引岳

御機屋からまた少しくだり、ヌクビ沢からの道と合流したあと少し登って割引岳の頂上に着く。

この日は曇り勝ちではあったが 頂上からは360度眺められる。下の方には 魚沼の綺麗に整備された田んぼも見える。

← 左右に動かせます →

割引岳で眺望をしばらく楽しんだあと、また御機屋へと引き返す。

この割引岳と御機屋の間は初夏にはお花畑となるらしいが この時期ではあまり花も咲いていなかったが、枯れたコバイケイソウなど花畑の名残は残っていた。

オヤマリンドウ
オヤマリンドウ
イワショウブ
イワショウブ
イワハゼ
イワハゼ
花
 

御機屋から今度は反対側の巻機山を目指す。だらだらとした登りというか、尾根歩きというかいつの間にか巻機山山頂に到達する。

山頂標識も無くどこが頂上かも良く分からないが1番高いところが頂上なのだろう。

ここでも山々が良く見える。

← 左右に動かせます →

御機屋まで再び戻り、登ってきた道を引き返す。

非難小屋で昼食休憩後、前巻機山へと登り返すと、薄っすらと富士山も見えている。

樹林帯に入ると、七かまどの赤い実も目立つ。

富士山
ななかまど
登山口

樹林帯の中を歩いているとパラパラと雨が降り出した。最後の最後で雨がぱらついたが天気はまあまあのできといえるだろう。

樹林帯を下りきると林道の「登山道入り口」に到達である。ヌクビ沢方面は「私有地立入り禁止」と書いてあるが人々の話では結構登っているようである。

立入禁止

今回の温泉情報

今回は越後湯沢温泉のコマクサの湯に寄った。ここの温泉は弱アルカリ性単純泉ということである。 湯沢町の町営ということで料金も¥300と安い。場所がユニークでロープウェイ乗り場の脇にある。

map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1967m
最低標高732m
累計登り1761m
累計下り1761m
歩行距離13km
鳥瞰図

赤い線がこの日のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出


鴈野さんちのHomePage TOPへ
ご感想などは鴈野 敏生 まで。