まだ本格登山には早い時期なので、連休中日に丹沢山塊の第2の高峰 檜洞丸をめざした。
我が家からは始発電車に乗り、小田急に乗り換えると1/4以上がリュックを背負った乗客である。新松田の駅を降りるとバス停には既に長い列が出来ていた。
この先バスで1時間以上立っているのも辛いなと思っていると増発バスが出てうまい具合に座れて行けた。
この日のコースは箒沢公園橋8:30~板小屋沢ノ頭10:05~石棚山11:00~テシロノ頭11:30~12:12山頂12:35~ゴーラ沢出合13:55~西丹沢自然公園14:30
の約11.6kmのコースである。
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檜洞丸はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「檜洞丸」ルートと時間
箒沢公園橋 | 8:30 | 板小屋沢ノ頭 | 10:05 | 石棚山 | 11:00 | テシロノ頭 | 11:30 | 檜洞丸 | 12:12-12:35 | ゴーラ沢出合 | 13:55 | 西丹沢自然公園 | 14:30 |
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バスに乗って1時間あまりで箒沢公園橋に着く。バスには結構な乗客がいたが降りた人は2人のみであった。そばの座席で「ここから登るときついんだよな」とささやいている人がいる。
エッそうだったの! 周回コースにしようとここから登ることにしたんだけど・・ともかく計画通りに登り始める。
橋を渡ってバンガローの脇から直ぐに檜洞への登り道が始まる。この辺り一面の杉である。もう花粉は少なくなってはいるが花粉に弱い私はマスクをして登った。
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しばらく沢伝いの道を登っていくと 岩ごろごろの河原にぶつかる。登山道はどこへ行っちゃったのと見回すと向こうの林に道標が立っている。
ここで一旦沢を渡りまた少し登ると今度は目の前に砂防ダムが立ちはだかり、脇にあるはしごでダムの上に出る。
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30分ほどで沢伝いの道から離れ板小屋沢ノ頭を目指すことになるが この辺りからはかえでやブナの広葉樹の樹林歩きになる。
道端には色々な花が咲き初めているが名前は分からないのが多い。(まだまだ研究不足だ)
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途切れることの無い登りを登ると板小屋沢ノ頭にでる。地図のコースタイムは1時間30分だがここまでで1時間35分。
ここまで来ると登りも一段落という感じで芽生えの樹林の間から富士山を楽しみながらの歩行である。
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このコース案内標識はとても良く整備されていて間違うことも無く ヤブ沢ノ頭を経由して石棚山へと出る。
石棚山からは尾根歩きになる。
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尾根道の両側はブナの古木が多く、時々大きな倒木を乗り越えることになる。
時々山桜が綺麗な花をつけている。花のシーズンには多くの人が来るのだろうか 両側はロープでがっちり固められている。
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ロープでガードされた比較的ゆるやかな道を登り続けるとテシロノ頭からユーシンへの分岐へと向かう。
ブナの芽吹きの間からまた富士山が見える。
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ここまでくればもうわずかである。コバイケイソウの群落の中の木道を頂上目指す。つつじ新道と合流してからは登山者も俄然多くなる。
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せっかく木道は2本あるのに左側通行してくる人がいて体を交わしてのすれ違いを強いられる。
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頂上直下の木の階段を登りきると頂上である。周りはブナなどの木が多く見晴らしは良くなかった。
頂上には小さな祠もある。ブナの倒木に腰掛けて昼食にしたが、結構塵が散らかっている。困ったものだ。
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昼食後の下りは同じ道を少し戻ってからつつじ新道へと入る。
このあたりシロヤシオツツジの名所であるがまだ早くまったく咲いていない。それでも普通?のツツジが丁度満開で目を楽しませてくれる。
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結構な急坂をぐんぐんくだっていく。登りのルートではほとんど人に会わなかったが、こちらの下りのルートは登る人、下る人多くの人がいた。
下りきったところが本棚沢とゴーロ沢が合流するゴーロ沢出合である。ここもごろごろ石の中対岸に渡り、沢の少し上の道をバス停目指して更に下っていく。
自動車道に出たところはオートキャンプ場になっている。わずかで西丹沢自然公園のバス停である。
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今回のルートのアップダウンと今年の登破の記録である。
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最高標高 | 1595m |
最低標高 | 498m |
累計登り | 1292m |
累計下り | 1248m |
歩行距離 | 11.6km |
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距離は歩数計から換算、登りはカシミールで算出
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