ぽかぽかの中富士山の良く見える愛鷹連邦の最高峰　越前岳に行ってきた。

この日のコースは須山側の愛鷹神社10:13～愛鷹山荘10:52～富士見峠11:01～11:15黒岳展望台11:20～富士見峠11:30～鋸岳展望台12:01 ～富士見台12:48～13:15越前岳13:45～笹峰14:33～十里木15:03　の約6.8Kmのコースである。

この登り口は去年位牌岳に登ったときと同じ山神社である。去年とは違い、鳥居をくぐって直ぐに杉林の中の登りである。

比較的ゆるい登りを登っていくと30分ほどで杉から枯れたクヌギなどの広葉樹林へと変わる。 まもなく小さな小さな山小屋の愛鷹山荘に出る。シーズンオフのせいか　鉄の門が閉まっている。地図には水場として載っているが水は細い。

愛鷹山荘から少し登ると富士見峠に出る。ここから越前岳とは逆に黒岳展望台へ寄り道をした。この辺りは又杉の林となりもうたくさんの蕾を付けている。 来年になるとこの花粉に悩まされそうである。

展望台から見る富士山はあいにく雲がかかり頂上が時折雲の切れ目に顔を出す程度であった。

黒岳の山頂まではいかずに来た道を戻り、越前岳へと向かう。

このコースは木立の切れ目から富士山が見えるのだが、この日はなかなか雲が取れない。

尾根道を30分ほど歩くと鋸岳展望台へと到着である。

少し急になった尾根道をさらに45分ほど登ると富士見台へ出る。ここからの富士山が50銭紙幣の図柄になったそうであるが本物を見たことのない私にはピンと来ない。

ここでは富士山の雲もかなり晴れよく見える。　上空を飛行機も飛んでいた。

富士見台から30分ほどで越前岳の頂上に到着である。ハイキング日和のせいもあってか頂上は結構な賑わいであった。

残念ながら山頂標は根元が腐り倒れていた。他の人が記念写真を取るため立てて持っているときに撮らせてもらった。

南アルプスまではこの日は見えなかったが相模湾が太陽を反射し光輝いていた。

頂上からは下りである。この下りが予想以上に急であった。道がいく本もありどれでも同じなのだが歩き易そうな道を選んで降りる。 途中では足元に裾野の演習場が広がる富士山が良く見える場所が何回かある。

下ること1時間15分で十里木のバス停の駐車場に付き今日の行程も終わりである。 このコースは富士山以外は目を楽しませてくれるものが少ないので富士山が見える日に登ることをお勧めする。

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。