今回は初めての北アルプスということで入門コースで人気のある燕岳・大天井岳・常念岳に2泊3日で臨んだ。 今回のコースは中房登山口12:05~第一ベンチ12:40~第二ベンチ13:10~第三ベンチ13:50~富士見ベンチ14:30~15:05合戦小屋15:25~16:25燕山荘(泊) 4:15~4:40燕岳山頂5:05~5:25燕山荘6:35~蛙岩7:00~大下りの頭7:20~喜作レリーフ8:55~9:30大天荘9:40~9:50大天井岳9:57~10:05大天荘10:40~11:25東天井岳11:40~13:30常念小屋(泊) 4:05~5:20常念岳5:45~6:42常念小屋7:30~渡渉8:05~山ノ神10:40~ヒエ平登山口11:10 の約29.9Kmのコースである。 |
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燕岳(・大天井岳・常念岳)はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「燕岳(・大天井岳・常念岳)」ルートと時間
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1日目
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初日はとにかく燕岳直下の燕山荘まで登る。初日で一気に登るので 登ってしまえは後はのぼりが少ない。 登山口で食事をしていよいよ登り始めたが山からは中学生の団体さんが続々と降りてくる。地元の学校では夏休みの登山が恒例のようだ。 第一ベンチ、第二ベンチ、第三ベンチ、富士見ベンチと丁度良い間隔で休憩用のベンチが用意されている。樹林の中の山道を登っていくと第二ベンチの手前で荷揚げ用のロープをくぐる。 |
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このロープの終点が合戦小屋である。合戦小屋には鬼の彫られた臼が小屋の謂われとともに飾ってあった。この小屋の名物はスイカで8分割?されたスイカが飛ぶように売れていた。 |
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合戦小屋から上は北アルプスの3大急登といわれているらしいがそれほどの登りではなかった。 道の両側には色々な花が咲いており 目を楽しませてくれる。 |
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まもなく稜線の上の燕山荘が見えてくる。夕食中のテントの脇を通ると燕山荘の正面である。 まずは初日は無事山小屋到着である。 |
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2日目
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2日目は朝食前に燕岳をめざすことにした。まだ夜明け前でヘッドランプを付けて登っている人もいる。 山頂についてもまだご来光までに少し時間があったが山頂は御来光を待つ人が鈴なり状態である。すごい混雑のため少し北側へ下ったところでご来光を待つ。 10分ほど待つと雲の上からご来光である。 |
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← 左右に動かせます → | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
燕岳からの表銀座側の眺望はすばらしかった ← 左右に動かせます → | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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表銀座の山の展望を楽しんで燕山荘に戻って振り返れば燕岳がまた綺麗に間近に見える。 燕山荘で朝食後 珍しい白いこまくさを見ながら大天井岳へと向かう。 |
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燕山荘からの緩やかな尾根道を大天井岳に向かう途中で前方に槍ヶ岳と大天井岳が一緒に見える。 |
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さらに進むと蛙岩である。蛙の形に似ているとガイドブックに書いてあるがはてどれがかえるやら・・・ このあたりまで来ると ますます槍ヶ岳が近づいてくる。 |
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大天井岳の直前の槍ヶ岳への道を分ける手前に喜作レリーフがある。鎖が掛けられている。 ここを通った数時間後にはこのあたりで落雷事故が発生したらしい。 来た道を振り返ればもう燕岳が大分遠くなっている。 |
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分岐のあたりから最後の登りをゆっくり40分も登ると大天荘に着く。ここに荷物を置いて大天井岳の山頂を目指す。 このころには大分 雲が出始めてきた。大天井岳からの槍ヶ岳も見えたり見えなかったりである。 |
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大天荘で早い昼食をとり、この日の目的地の常念小屋へと向かう。振り返れば大天井岳と大天荘がはなれていくのが見える。 |
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コースタイムより大分早かったため 東天井岳でかなり休憩を取って常念小屋に向かった。横通岳あたりの稜線では左から雲がどんどんと上がってきている。雲行きが怪しくなってきた。 東天井岳の下にはわずかに雪が残っている。 |
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最後の樹林を歩いているとぽつぽつと落ちてきた。なんとか本降りになる前に常念小屋に飛び込み2日目も終了である。 |
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3日目
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3日目も朝食前の暗闇の中を常念岳に向かった。曇っていて御来光はまったく期待できなかったが、登山道はすごい渋滞でランプの灯が山を登っている。 |
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混雑のためコースタイムより大分多い1時間15分でようやく山頂に到着である。山頂も狭く、記念写真も順番待ちの状態である。 チョロッとオコジョが出てきたが残念ながら写真には収められなかった。 雲が時々切れると穂高・槍方面が見える。 |
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しばらく山頂で休んだあと常念小屋へと戻る。 常念乗越と常念小屋が良く見えるが、下りもかなりの混雑である。 常念小屋に戻り朝食後は下りが待つだけである。 |
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常念小屋からの下りは直ぐに樹林の中へと入る。 だんだんと沢の流れの音が近づくと沢を渡渉し左岸に出る。 沢沿いの道には色々な花が咲き、お花畑となっている |
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とりかぶと |
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沢も下りきると山の神にでる。大きな橡の木の傍らに祠がある。無事下山のお礼参りをしてヒエ平へのわずかな道を行く。 |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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登りはカシミールでの値、距離は歩数計データからの換算値である。 |
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最後は温泉情報である。今回は穂高温泉 しゃくなげ荘に立ち寄った。 この温泉は初日の中房温泉から19Kmも引いてきているらしい。入浴料400円は安いが特別な風呂は無いし、設備も多少老朽化ぎみである。 お湯は熱く、熱い浴槽と普通(と言っても他の温泉より熱い)の浴槽があり、熱い湯が好きな人にはよいかも知れない。 |
GoogleMapで |
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※ 花の名前は間違えているかも知れません。正しい花名を教えていただけると幸いです。
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