そろそろ高い山は雪に会いそうなので、碓氷峠近くの岩峰　山急山に行った。

今回のコースは登山口10:45～12:05山急山12:35～登山口13:35 という約3Kmの短いコースである。

横川からほんの5分ほどの長野高速道路の下に登山口がある。人気の山であれば登山口には多くの車が留まっているが今回は1台も留まっていない。 妙義の岩峰で少し岩山の経験をしておこうと来たが余り知られていない山だからしょうがないか・・・

林道から登山道への入り口は「熊出没注意」の看板があるだけでふみ跡も定かでない。

定かでない道を登り始めると、山名のとおり急な登りが始まる。杉の木に山藤であろうか太い木のつるが巻きつき杉の木を締め付けている。

ところどころに残った紅葉のクヌギ林の中の道を登っていくと｢山神」と刻まれた石碑が建っており、このあたりから岩塊が行く手を阻みはじめる。

何箇所かの岩登りのところはロープも鎖も無く注意して登る。下からみた山は結構な岩山であったが、登山道の岩場は思ったほどではない。

登り初めて1時間半でもう山頂である。途中の登りは厳しいところもあるが、この距離ではへばる間もない。

今回も天気には恵まれ浅間山、浅間隠山方面、妙義山塊、荒船山などがよく見える。しかし高い山ではないので遠くの山は 近くの山に阻まれ見えない。

山頂の東側には五輪岩、裏妙義の山々も見える。

頂上で昼食を食べれば後は降りるだけで、下りは１時間もあれば登山口である。

この山　とにかく道が不明瞭で道さえちゃんと辿れればいたって短い比較的楽な山である。

登山者は皆無?であり、事故だけは注意したい山である。

今回のルートのアップダウンである。