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奥白根山(日光白根山) [おくしらねさん(にっこうしらねさん)]   2003.6.22(2003.6.29作成)

梅雨の季節であるが天気予報では週末は中休みとのことだったので日光の奥白根山に出かけた。

湯元温泉に着くまでは菅沼登山口までタクシーで行こうと思っていたが、湯元温泉にはタクシーがおらず、下から呼ばねばいけないとのこと。(う~ん 事前調査不足だ・・)

そこで急遽予定を変更し、湯元温泉登山口10:15~リフト上10:40~外山尾根12:00~前白根山12:40(昼食)13:05~避難小屋13:25~奥白根山14:25~弥陀ケ池15:05~五色山15:50~ 国境平16:12~中ッ曽根~スキー場上17:20~湯元温泉17:40 の コースで行くことにした。登り約1000m、距離15kmとなった。



奥白根山(日光白根山)はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「奥白根山(日光白根山)」ルートと時間
湯元温泉登山口10:1517:40
リフト上10:40
外山尾根12:00
前白根山12:40-13:05
避難小屋13:25
奥白根山14:25
弥陀ケ池15:05
五色山15:50
国境平16:12
スキー場上17:20

リフト乗り場のそばで入山カードに記入し登り始める。スキー場の中は傾斜も緩いのでどんどん進む。

歩き始めて20分ほどでスキー場から離れ山道へと入る。沢沿いに上るが澤に沿って雪崩れたのか大きな白樺が倒れてきている。そのまま進むがどうも道を間違えているようだ。 引き返しつつ山側に上ると本来の登山道にでる。どうもこの日は出だしの調子が悪い。

雪崩れ跡
しゃくなげ
しゃくなげ

沢沿いの道を登るといろいろな花が咲いている。赤っぽい石楠花や白っぽい石楠花が咲いている。

岩かがみも群落を作って咲いている。

岩かがみ
雪渓

更に登っていくと日陰のところに雪が50~70cm残っている。この雪の上を注意しながら登っていくとやがて天狗平にでる。

天狗平

天狗平までくればあと少しで尾根に出てそこからは緩やかな尾根歩きのはずである。尾根近くの雪渓をよぎると目の前に奥白根山が顔を出す。

白根山
奥白根山

この尾根からは奥白根山(日光白根山)の雄大な姿が良く見える。左に白根山を見ながら前白根山へと向かう。

前白根山の山頂についたが登山者は他に一人だけである。梅雨時だから少ないのだろう。ここで昼食をとることにする。

雲が出、かすんでいてあまり遠くは見えないが結構パノラマを楽しめる。

前白根山
白根山と五色沼

前白根山から少し奥白根山(日光白根山)の方に歩くと五色沼が雄大な白根山の山すそに見える。 五色沼に降りる道もあるが先を急ぐので右手に見ながら避難小屋へと向かう。

避難小屋では10人近くの登山者が休んでいる。結構 車で来て奥白根山を一回りして行く人が多いようだ。

避難小屋のそばには山桜であろうか何本か花をつけている。

桜
男体山

だいぶ歩いたせいか最後の登りがきつい。

振り返ると遠くの雲近くに男体山と中禅寺湖が見える。この時期 見えるだけでも見っけものだ。

少しずつ足をふんばり岩道を登っていくと山頂近くの祠に着き、もう頂上はすぐそこである。

祠

白根山の山頂はそれほど広くない。こちらには次から次にと言うほど多くの登山者がやってくる。

前白根山から1時間半位たったがだいぶ雲が増えてきた。

山頂
山頂
前白根山と五色沼

先ほど登った前白根山は良く見える。

一休みして下山を開始である。

奥白根山からの下りはがれの急坂である。真正面に弥陀ケ池をみながら石を落とさないよう注意して降りる。

後ろを振り返ると急ながれを降りてくるペアが見える。

弥陀ケ池
がれ
鹿の群れ

弥陀ケ池から五色山へ向かっていると「き~」という鹿の叫びがする。100mほど離れたところに小鹿を含む5~6頭が群れを作っている。

こちらを見ているが逃げる様子はない。

やがて五色山に到着である。

山頂にいた方に「白根葵は見ましたか」と聞かれたが、残念ながら見過ごしてしまった。弥陀ケ池のほとりと五色山への道の途中に保護されているんだそうな。残念!!

五色山
湯の湖

五色山からは下る一方である。

笹道を下って行く。途中で湯の湖が見えた。中禅寺湖は雲と区別が付かないくらいぼやけている。

スキー場の上までくれば後は舗装道路でバス停まで楽な道である。


最後に今回のルートのアップダウン。

断面図
最高標高2578m
最低標高1485m
累計登り1447m
累計下り1447m
歩行距離15km

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