9月の中旬に信州車山高原を歩いてきた。霧ケ峰湿原散歩の報告である。秋風の中、人も少なく大変気持ちの良いハイキングであった。 歩いたコースは下りからのスタートで、八島湿原を目指した。

これがスタート地点の車山肩から見た八島湿原である。 ここからまず沢渡りまで下り湿原を回り、物見岩へ昇り、蝶々深山を経て再び車山肩へ戻るおよそ10Kmが 今回の予定コースである。

夏であれば多くの人が歩いているが秋ともなると数組の人と会っただけで八島湿原にたどりついた。湿原には幾つかの池が あるがこれはその中でも1番大きい鎌が池である。

湿原には秋の花が咲いていた。初夏の花の種類にはかなわないがそれでも綺麗に咲き目を楽しませてくれる。

今回はしばらく雨が続いた後であったためあちこちで湿原に注ぐ小川が出現していた。この水が冷たく、綺麗でまた何とも言えぬ良さがある

一方この季節、 雨に誘われてやすで(ムカデのような節足動物)が大量出現し、死骸も含め足の踏み場もないほどである。この気持ち悪いのには参った。