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栗駒山 [くりこまやま]   2019.10.1(2019.10.4作成)

東北の二百名山 焼石岳と栗駒山登山の二日目は栗駒山である。

この日のコースは 須川登山口7:46~8:12名残が原8:17~8:24苔花台~8:48三途の川~9:29産沼9:35~10:28栗駒山10:40~11:54いわかがみ平  の約7.3Kmのコースである。

栗駒山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「栗駒山」ルートと時間
須川登山口7:46
名残ケ原8:12-8:17
苔花台8:24
三途の川8:48
産沼9:29-9:35
栗駒山10:28-10:40
イワカガミ平11:54
須川登山口

須川の栗駒山登山口は国道342号線に面した温泉宿の横にある。温泉の湯気が立ち上り温泉臭い階段を登っていく。

ゴマナ
ゴマナ

少し登っていくと岩の隙間から蒸気が出ている。このあたりから前方少し下に名残が原が見えている。

名残が原に降り、木道を進んでいく。名残が原はもともと湿原であったらしいが今は笹や薄も生え草原になっている。

名残が原を見る
名残が原
木道

名残が原の端まで木道で来ると 樹林の中の登りが始まる。多少段差が大きいところもあるが緩やかな登りである。

樹林の登り

灌木の中の日当たりの良い登りを進むと苔花台の分岐に来る。ここを右手に進み昭和湖経由で登るのが山頂まで早いが、昭和湖周辺の 火山ガス濃度が高くなっており通行禁止であるため左の道を下って産沼コースへいく。

少し下るとゼッタ川の渡渉がある。川を渡るとまた登りになる。

苔花台
渡渉
三途の川

樹林の中のアップダウンを進むと今度は三途の川の渡渉である。晴れていたこの日でも水量は結構多かったので雨の後は渡るのが大変そうである。

三途の川
木段
黄葉

渡渉の後は少し急な登りの木段を進む。周囲にもそろそろ黄葉が現れる。

紅葉

灌木の中の道から周囲の紅葉の変化を楽しみながら進めば歩き始めから1時間40分ほどで産沼に到着する。

産沼で休んでいると紅葉の写真を撮りに来たのだろうか 大きな三脚、カメラを背負った方が何人か登っていった。

産沼
産沼
急登

産沼からの登りがこの日のコースでは最も急な登りである。30分ほどで急登も終わるのであとは紅葉を楽しみながら緩くなった登りを進む。

紅葉
紅葉
紅葉

周囲の紅葉を楽しみながら最後の一登りで栗駒山山頂である。少し靄がかかった状態だが素晴らしい展望である。

栗駒山頂

栗駒山 山頂からの展望 2019.10.1


山頂には祠もあるがあまり立派ではない。

少しかすんでいるが鳥海山も見えている。

祠
鳥海山
ヘリコプター

栗駒山の紅葉の報道写真を撮るためだろうか 山頂付近を盛んにヘリコプターが飛んでいた。

下りはいわかがみ平へ下山するため中央コースへと階段を下って行く。

下り階段

東栗駒山への道を左に分け、紅葉を楽しみながら下っていく。

この中央コースは最初は周囲を眺められてよいのだが 中ほどから直線的に下るコンクリート石畳の道となるのが残念だ。

分岐
紅葉

山頂から75分でいわかがみ平の駐車場に到着しこの日の登山も終了である。

いわかがみ平

おまけの温泉情報

前日宿泊した小安峡温泉 多郎兵衛である。単純泉ということで日帰り\500である。 この温泉のそばには岩の割れ目から湯煙を噴き上げる小安峡大噴湯がある。朝一 登山前に見学したが300段の階段は登山前のウォーミングアップになる。

大噴湯
map GoogleMapで

帰りに立ち寄ったのはくりこま高原温泉郷 ハイルザーム栗駒である。ナトリウム・硫酸塩水低張性アルカリ性高温泉ということで日帰り\850である。

ハイルザーム栗駒 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。
断面図
最高標高1626m
最低標高1107m
累計登り567m
累計下り567m
歩行距離7.3km
鳥瞰図

西側の一関IC上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。

「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図(国土基本情報)電子国土基本図(地図情報)、数値地図(国土基本情報)電子国土基本図(地名情報)及び基盤地図情報を使用した。(承認番号 平30情使、第1638号)」 

登破の記録

距離は歩数計・カシミールから、登りはカシミールで算出した


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