拡大画像
× クリック
興因寺山 [こういんじさん]   2019.1.12(2019.1.14作成)

夕方には南岸低気圧が関東地方に雪を降らすかもしれないという予報であったが 冬の足慣らしに山梨県のマイナーな山興因寺山に出かけた。
今回のコースは 古湯坊温泉11:16~12:22興因寺山12:45~13:05淡雪山~13:18淡雪山露岩13:25~13:30金子峠13:35~14:30千代田湖  の約5.5Kmのコースである。
興因寺山はこのあたりです。 map
クリックすると拡大画面に
踏破ルートです。 route
クリックすると拡大画面に
「興因寺山」ルートと時間
古湯坊温泉11:16
興因寺山12:22-12:45
淡雪山13:05
淡雪山露岩13:18-13:25
金子峠13:30-13:35
千代田湖14:30
坐坊庵

今回のスタートは古湯坊温泉の旅館 坐坊庵そばの登山口である。坐坊庵は温泉旅館だったらしいが2017年3月から営業休止中で 登山口付近はほとんど人も来ないのではないかと思われる場所である。

登山口の案内も小さなものでチョット先が不安になる。

登山口

登山口から少し登ったあとは 等高線に沿って歩く捲道状態である。30分足らずほとんど平らな道を進むと右手の斜面を登る分岐に来る。

地図で見るとまっすぐ行けば他の登山口のようである。

ここから右ての登り道にとりつく。

捲道
分岐
登り

分岐からの登りも特別急というわけではない。

今までより少し急になった道を20分ほど登ると穴口峠に至る。ここには舗装された林道が伸びてきている。

穴口峠
登り
藪道

林道に跳ね返されるように左の登山道に入っていく。ここからがこのコースの最も急な場所だろう。

あっという間に登り切れば尾根の薄のかぶった道を進む。前方の登りの上に送電鉄塔が見えてくる。

興因寺山
尾根から少し下り登り返せば 鉄塔の立った興因寺山山頂である。周囲の木々が邪魔してあまり展望はよく無いが それでも 櫛形山から甲斐駒方面が薄っすらと見えている。
山頂展望

興因寺山山頂展望

尾根道
淡雪山

興因寺山で昼食後 淡雪山目指して尾根道を進む。20分ほど だらだらと下っていく尾根道を進むと 淡雪山の表示が木につけられている。 見晴らしも良くないので 横目で見て先に進む。

淡雪山を過ぎて少し進むと岩のごろついたところで展望が開け、櫛形山から甲斐駒ヶ岳あたりまでよく見えている。

← 左右に動かせます →
尾根道

さらに尾根道を進むと赤松の木に「淡雪山露岩」の表示がある。その先には花崗岩の岩と風化した白砂がある。

甲斐駒ケ岳とは比べものにはならないが 淡雪山とつくからには遠くから見ると白く見えるのであろう。

淡雪山露岩
甲斐駒ケ岳方面

この淡雪山露岩 標高は高くないが 岩場で木が少ないため見晴らしは良い。

西の方には駒ケ岳が、南には富士山が薄っすらと見えている。

富士山

淡雪山露岩展望

淡雪山露岩で展望を楽しんで少し下れば 宗教施設らしき 弥勒館がある。

さらに少し下れば金子峠である。ここも林道に接している。

弥勒館
金子峠
富士山

金子峠で富士山を眺めたあと 再び山道へと入っていく。

すぐにだいぶ劣化した 菩薩がある。菩薩の脇を登っていく。

菩薩
尾根道

金子峠からの道は踏み跡が薄いので尾根を外さないよう尾根道を進む。

木の間から少し前に登った興因寺山が見えている。

興因寺山遠望
倒木
中峠

倒木をくぐり 尾根の西端から下っていく。

下りきったところに菩薩像がある。

地図には書かれていないが小さな表示で中峠と書かれている。中峠からは 林道を歩きそのうち生活道路、 県道を進み千代田湖のほとりに到着してこの日の足慣らし登山も終わりである。


おまけの温泉情報は山梨市のフルーツパークにある温泉 「ぷくぷく温泉」に立ち寄った。アルカリ性単純温泉ということで 日帰り\860である。

ぷくぷく温泉 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高854m
最低標高556m
累計登り444m
累計下り554m
歩行距離5.5km
鳥瞰図

南南西側の市川大門駅上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。

登破の記録
距離は歩数計・カシミールから、登りはカシミールで算出した

鴈野さんちのHomePage TOPへ
ご感想などは鴈野 敏生 まで。