東京に降った雪もすっかり解けたので 千葉の山なら雪もないだろうと晴れを期待して元清澄山から
千葉県第二の高峰 妙見山への縦走に出かけた。
今回のコースは 金山ダムバス停9:18~黒塚番所跡11:03~11:58元清澄山12:03~13:28林道出合い~14:59清澄寺バス停
~15:13妙見山15:15~15:44清澄寺バス停
で約14.6Kmのコースである。
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元清澄山はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「元清澄山」ルートと時間
金山ダムバス停 | 9:18 | | 黒塚番所跡 | 11:03 | | 元清澄山 | 11:58-12:03 | | 林道出合 | 13:28 | | 林道出合 | 13:28 | | 清澄寺バス停 | 14:59 | 15:44 | 妙見山 | 15:13-15:15 | ↑ |
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金山ダムバス停から脇道へ入って行くのが今回のコースの関東ふれあいの道である。
舗装された 金山ダムへの道を進むとまもなく分岐に来る。左に行くと金山城址であるが 右のトンネルへと進む。
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二つ目のトンネルを抜けるとダム湖に掛かる吊り橋を渡る。この吊り橋 耐荷重6tということで小型自動車も渡れるようで対岸には
車が止まっていた。
林道をさらに進むと道端に花や実をつけた木がある。
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オニシバリ
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イズセンリョウ
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林道を更に登って行くと「関東ふれあいの道」の標柱が立っている。ここが起点なのだろうか。
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「関東ふれあいの道」の標柱の少し先から右斜面の木段登りが始まる。
かなりの段数登ったと思えば今度は木段の下りである。この木段の登りと下りは40~50分ほど続く。
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登りの木段が無くなったころ 金山ダムバス停まで2.5km・元清澄まで3.0kmの標識が現れ、
このあたりからは連続した木段登り下りは無くなる。
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緩い登り道を進んでいくと右手にゴルフコースが見えてくる。鴨川カントリーゴルフ場である。
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このコースは関東ふれあいの道ということで 良く整備されている。斜面沿いの多くの箇所には柵が付けられている。
やがて正面に5mほどの急登が現れるが 鎖がかけられている。
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登りがきつくなり そろそろ元清澄山山頂かと思って登りきるとさらに先にもう一山急登が待っている。
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カンアオイ
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二つ目の急登を登りきると元清澄山の山頂である。
この場所には昔清澄寺があったことからこの名が付き、山頂標の他に祠もある。
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山頂は全く見晴も効かないし、陽当たりも悪いのでさらに進む。
ほんの少し残った雪を見ながら10分ほど下ると左手からあまり利用されていなさそうな林道と合流し間もなく林道の終点広場に至る。
この広場で昼食後 林道から離れ山道を登る。
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相変わらず登ったり下ったりのコースが続く。木段下りもある。
正面に急な登りがみえ、「これを越えるのか?」と思ったら左に巻道がある。
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山頂から正味1時間ほどで林道に合流する。左手にはゲートがあり、鍵がかかっている。右の清澄寺方面に進む。
ここからは長い林道歩きが始まる。
林道を歩いていると後ろからジープが追い抜いて行ったが 後ろに捕獲された猪が縛られている。
途中の斜面には珍しいセリバオウレンが咲いていた。
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セリバオウレン
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右手の他の林道を分け進むと池ノ沢番所跡の標柱の立った小広場がある。趣ある大木が印象的だ。
更に進むと右手が開け 林道も道幅が広くなる。途中太平洋が見えている。
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やがて県道に掛かった橋を渡り 清澄寺の参道へ出る。参道を登り清澄寺バス停を越え、清澄寺へ入る。
日蓮宗大本山ということで大きなお寺である。
清澄寺の境内 2018.2.8
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本堂左手の渡り廊下をくぐるとその先に妙見山への登り口がある。
10分もかからずに妙見堂のある山頂に着く。
この妙見山は千葉県第二の高峰であるが 山名表示もない。さがしてみると昔山名表示をしてあったような板が転がっていた。
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妙見山を下りせっかくなので境内を少し歩いてみる。ご神木の千年杉やら 日蓮上人像、仏舎利堂などを見学し、
清澄寺バス停に戻ってこの日のハイキングは終わりである。
千葉県の山は400mもないので長い登りは無いが 今回のコースは距離が長く登り降りも多かったせいか累積登りは1000mを越えていた。
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今回のコース展望はほとんど効かず、富士山も見えなかったが 帰りのアクアラインから夕焼けの富士山が綺麗に見えていた。
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。
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最高標高 | 377m |
最低標高 | 34m |
累計登り | 1120m |
累計下り | 840m |
歩行距離 | 14.6km |
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南側の安房鴨川駅上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。
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距離は歩数計・カシミールから、登りはカシミールで算出した
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