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氷ノ山 [ひょうのせん]   2017.11.12(2017.11.16作成)

中国地方の山旅三日目は 二百名山の氷ノ山である。

天気予報は晴れであったが 出発が早かったせいか 山には雲がかかった状態での登山となった。

今回のコースは 氷ノ山キャンプ場6:02~6:19 2/10標柱6:25~6:55氷ノ山越7:00~7:29 7/10標柱~7:44仙石分岐7:50 ~8:09氷ノ山山頂8:38~8:56仙石分岐~9:08 7/10標柱~9:36氷ノ山越え9:42~10:02 2/10標柱~10:21氷ノ山キャンプ場 で約6.4Kmのコースである。

氷ノ山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「氷ノ山」ルートと時間
キャンプ場6:0210:21
2/10標柱6:19-6:2510:02
氷ノ山越6:55-7:009:36-9:42
7/10標柱7:299:08
仙石分岐7:44-7:508:56-8:58
氷ノ山山頂8:09-8:32
伊勢道

日の出前にヘッドランプをつけて 氷ノ山キャンプ場を出発である。

暗いなか進むと「旧伊勢道」という標柱が建っている。この登山道の氷ノ山越えまでは昔鳥取方面から伊勢神宮にお参りする人達が 通った街道だそうだ。

小さな沢を越えて山道を登って行く。

渡渉
木段道
4/10標柱

木段の着いた急登を登って行くと「4/10」の標柱がある。氷ノ山では合目の標柱ではなくx/10の標柱が立っている。

50分近く登ると標高も上がり他の山並みも見えてくる。

更に階段道を登ると鞍部が見え 氷ノ山越えに着く。

山並み
階段道
地蔵
避難小屋

氷ノ山越えは旧伊勢道と赤倉山~氷ノ山の登山道が交差する場所で 地蔵と小さな避難小屋が建っている。

丁度日の出のころなのだろうか東の方の空が明らんでいる。

氷ノ山越えからの緩い登り道を進んでいく。

日の出
緩い登り
残り1.5km

この登山道にはx/10と十分の一ずつの標識の他 残りxxKmの標識も立っているが、こちらの方が具体的距離が分かり私にはありがたい。

登山道は所々ぬかるんでおり 場所によっては木道が作られている。

ぬかるみ道
笹に残った雪
階段道

登山道脇の笹の葉には 前夜降った雪が薄く積もって残っているが このあたりでは登山道にはまだ雪は無い。

登り道も時々急になると階段が作られている。

更に登って行くと登山道脇の地面にも雪が残った状態となる。

山頂まで1kmの標識を通過する。

雪
残り1km
スキー場

尾根から左手を見れば兵庫県側にある国際スキー場が見えている。

しかし山頂方面を見ても着雪した木々が見えるだけで 山頂は雲の中である。

見ない山頂
仙谷分岐

キャンプ場から1時間40分ほどで 仙谷登山道への分岐まで来た。

この分岐からすぐに残り500mとなる。

残り500m

前方には大きな岩山が見えている。これを越えるのかと進んでいくと「こしき岩」という標識があり道が分かれている。

こしき岩には登らず巻道を進む。

薄っすらと雪の積もった道を登ると 避難小屋のある氷ノ山山頂に到着である。

こしき岩分岐
避難小屋

氷ノ山山頂には木製と石積みの二つの山頂標が建っていたが、山頂は靄の中で展望は全く得られない。

下山後に知ったのだが この日が氷ノ山の初冠雪であったそうだ。

氷ノ山山頂
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氷ノ山山頂

氷ノ山 初冠雪の山頂 2017.11.11

避難小屋に入り少し休んだ後 下山開始である。

雪の薄っすらと積もった下りは良く滑る。慎重に下り 仙谷登山道分岐を過ぎ、右手にスキー場を見ながら 氷ノ山越えを目指す。

仙谷分岐
スキー場
初冠雪の氷ノ山

氷ノ山越えまでくると 雲が薄くなり 雲の切れ目から初冠雪した氷ノ山と山頂の避難小屋が見えていた。

氷ノ山越えからは旧伊勢道を下る。

旧伊勢道

山頂から下ること2時間弱で氷ノ山キャンプ場の登山口に到着する。出発時には暗くて良く見えなかったので どんな場所か眺めてみた。

無事登山口に戻ったところでこの日の登山は終了である。

登山口

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1509m
最低標高925m
累計登り636m
累計下り636m
歩行距離6.4km
鳥瞰図

西側の若桜駅上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計・gpsロガーから、登りはカシミールで算出した


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