中国地方の山　二座に登る前の移動途中に日本一の山城とも言われ、雲海に浮かぶ山城としても有名な兵庫県の竹田城ハイキングに寄った。

今回のコースは　街中駐車場12:52～13:05登山口～13:36北千畳～14:06天守台～14:56山城の郷 で約3.7Kmのコースである。

日本百名城の竹田城に向かうバスから見えたのは　山頂に築かれた　立派な石垣群である。

この山城の向かいの山に早朝登るとシーズンには　雲海に浮かぶ山城が見えるそうだが　着いた頃には　雲海は皆無であった。

播但線竹田駅近くの街中駐車場から歩き始めると　1時間に一本しか通らない播但線の踏切で　しばらく待たされたあと 歴代の城主の墓のある寺々や居所の前を通り　登山口に向かう。

駅裏登山口から　山道となり　距離は長くはないが階段道の山登りの始まりとなる。

30分も登ると料金所のゲートがある。中腹の駐車場から来た人も多く混雑している。

見学料500円を払って少し登るとすぐに北千畳の石垣が目の前に迫る。

北千畳からは天守台はもちろん、雲海の展望台となる向かい側の山並み、城下の街並みが良く見えている。

遺構の中は一方通行になっており、順路に従って二の丸へと向かう。

天守台の立派な石垣も昔のまま残っている。

ドローン飛行禁止の立て札が建っているが　ドローンを持っていれば撮りたくなる景色である。

天守台へは歩道橋で登る。天守台からは北千畳から南千畳までの全景が良く見える。

天守台を降り、南千畳に回って天守台を見れば　映画「天と地と」に使われた構図である。

ここで山城の遺構は終わりで　山道を少し下ると　舗装道路に出る。あとはだらだらとした舗装された西登山道を山城の郷まで 歩いてこの日のハイキングは終わりである。