前日の南木曽岳に引き続いて 中央アルプスの北端にある日本二百名山の経ケ岳へ登った。 朝からどんよりした天気ではあったが 雨は降っていないのは助かった。 今回のコースは 羽広の仲仙寺登山口5:58~6:31第一ピット~7:30四合目~7:57五合目8:07~8:30六合目~8:49七合目9:00~ 9:36八合目9:44~10:07九合目~10:40経ケ岳10:51~11:49八合目11:56~12:53六合目~13:48四合目13:50~15:11仲仙寺登山口 の約17.3Kmのピストンコースである。 |
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経ケ岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「塩ノ山」ルートと時間
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羽広の登山口近くの駐車場から少し舗装道路を登ると 羽広観音ともいわれる仲仙寺という大きなお寺がある。山門に通じる階段の右に進むと 経ケ岳の登山口がある。 |
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始めは道幅も広く緩い。やがて広い道から両側に笹の生えた幅の狭い緩い登りとなる。 登ること30分ほどで第一ピットに着く。このルートは伊那養護学校の学校登山コースになっているようで 子供たちが最初に休む 場所としてこの標識を出しているらしい。 |
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相変わらず登りは緩いが 登山道は狭く、踏面は谷側に傾いているし木の根で滑りやすい。 注意しながら登って行くと 右手に隣の尾根が見えるようになる。 笹が大きくなった雑木の中の登山道を更に進む。 |
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登山口から1.5時間ほどで南箕輪村の設置した4合目標識に来る。1~3合目の標識が無くいきなり4合目となるが1~3合目の標識はここで合流する 南箕輪村内の大泉所ダムからの登山道に立っているようである。(仲仙寺は伊那市) 少し急になった登りを登ること30分で5合目に到着である。 |
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5合目を過ぎると登りもかなり急になってくる。 6合目の標識も急な登りの途中にある。ここから7合目までは 胸突き八丁と呼ばれる急登が続く。 |
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唐松林の中の細い道を登り、急になった登りを登ると視界の開けた8合目に到着する。 進行方向の先の鞍部の奥が経ケ岳になるが 8合目からはまだ見えない。 雨こそ降っていないが雲も低く 周囲の名峰を同定するのも難しい。 |
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経ケ岳八合目(2017.10.21) |
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マツムシソウ |
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秋の名残のマツムシソウを見ながら 急な細い登りを登ると8合目と9合目の間にある黒沢山分岐に来る。 |
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黒沢山分岐から急坂を人登りすると9合目である。 9合目の標識には 頂上まで20分と書かれているがそれを消して40分に書き替えられている。 両側から生い茂ってきた笹をかき分けながら急な登りを喘ぎながら登る。 |
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急な登りを30分かけて登ってようやく山頂に到着した。 山頂は樹林に閉ざされて見晴は効かない。 麓からの距離があり相当くたびれてしまったが 少し休んで 長い下りに臨んだ。下りも用心しながら下ったせいか9合目まで 30分近くかかってしまった。 |
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少し開けた所で 左方向に麓の伊那の盆地が見えている。 ← 左右に動かせます → |
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サルオガセの宿った唐松林を下る。 どんどん下ると行きたいところだが 結構疲労もたまり、路面がぬれて木の根もあり滑りやすいのでなかなかスピードは上がらない。 |
ホタルブクロ |
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疲労のせいか 登りとほとんど同じ時間で6合目まで来た。 |
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相変わらずスピードが上がらないながらも 四合目、第一ピットを通過し、山頂から4時間強でようやく仲仙寺の登山口まで戻っていた。 |
マムシグサ |
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帰りは仲仙寺の観音堂により 山門の階段を下り 駐車場までもどり、この日の登山も終わりである。 |
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おまけの温泉情報は帰りに立ち寄った みはらしの湯である。アルアリ性単純温泉ということで日帰り¥500である。 |
GoogleMapで |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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南南西側の木曽駒ケ岳上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |