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金剛山 [こんごうさん]   2016.12.20(2016.12.24作成)

大阪府の最高峰 金剛山にでかけた。

今回のコースは 金剛登山口バス停11:31~11:45千早城跡11:50~楠墓所12:04~12:27のろし台跡12:40~13:23国見城跡13:30 ~13:48葛木神社13:53~14:13展望台14:18~伏見峠14:27~ロープウェイ前バス停15:03の約6.8Kmのコースである。

金剛山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「金剛山」ルートと時間
登山口バス停11:31
千早城跡11:45-11:50
楠墓所12:04
のろし台跡12:27-12:40
国見城跡13:23-13:30
葛木神社13:48-13:53
展望台14:13-14:18
伏見峠14:27
ロープウェイ前バス停15:03
登山口

金剛山登山口バス停からの登山ルートは千早城跡を通るコースと通らないコースがあるが今回は城跡にも行ってみたかったので 階段の多いルートを登ることにした。

バス停から少しバス通りを登るとすぐに千早城跡への登り口がある。いきなり目の前に階段が迫っている。

この石段は600段近くあるためか ガイドブックなどではあまり勧めていないようである。

鳥居

途中で鳥居をくぐり登って行く。

石段を10数分登ると ようやく城跡と思われる広場が見えてくる。

この日は曇っていたので ここからの展望は良くない。大した物も無いが ここは四の丸のあとらしい。

階段の終わり
← 左右に動かせます →

この千早城では楠木正成が藁人形をおとりにして戦ったのに因んでか 兵士の藁人形があちこちにある。

四の丸跡の広場から 本丸跡の千早神社方面に再び階段を登って行く。

わら人形
神社へ
城址碑

少し登ると千早城址の碑があるが このあたりが二の丸跡らしい。

さらに登っていくと本丸跡にある 千早神社に着く。

千早神社
山道

千早神社からはいよいよ山道となり 樹林の中の道を進む。

まもなく 石段を登らずにくる登山道と合流する。

合流

合流するとすぐに左手の道の上方に鉄のフェンスで囲われた楠木塚がある。

ちょっと立ち寄ったあとは 良く整備されたというか 登るにはつまらないというか 丸太の階段道を登って行く。

楠木塚
丸太階段
三合目
石仏

三合目の標識を見て 千早城は山の麓近くにあったのか~ と考えながら登る。

登山道脇には十三あったという石仏の一つが現れる。石仏の前には「堪忍袋 胃袋 おふくろ 銭袋 この四つが一生の袋」とか書かれた板が置かれている。賽銭を要求されているのだろうか?

五合目

丸太階段の道を登っていくと やがて5合目ののろし台跡に到着する。

ここには仮面ライダーとバルタン星人の碑がある。これはもともとあった13の石仏とは違うようだ。

仮面ライダー石碑

のろし台跡で昼食後 再び緩い丸太階段道を登って行く。

登山道脇には「楠公史跡・・・金剛山」という碑が立っている。山頂でもないところに建っているのを見ると  金剛山というのは山の名前というより 史跡の名前ということなのだろうか。

丸太階段
史跡碑
八合目

あいかわらずの 丸太階段道を進み 8合目から9合目に至る。

9合目からは道が二手に分かれるが「楽な道」の方へ進む。

九合分岐
史跡金剛山

楽な道を進むと広場の少し下に「史跡 金剛山」の碑がある。

ここから一登りすると 国見城跡の広場に達する。ここには 金剛山頂の標識があるが 右手には さらに高い場所があり 何でここが山頂なの~~という感じがする。

金剛山頂

金剛山頂からは晴れた日には 関空や淡路島もみえるらしいがこの日は曇り空で靄がかかっており見晴は良くなかった。

金剛山展望(2016.12.20)

国見城址

この金剛山頂・国見城址に咲く金剛桜は薄緑色の花らしいが 今は当然枯れている。

見えない展望をしばらく眺めた後は転法輪寺に寄ってみる。

転法輪寺

転法輪寺からは 葛木神社の参道であろうか 灯篭の立ち並ぶ道を葛木神社へと向かう。

途中 日本の杉が合体したような 夫婦杉がある。

参道
夫婦杉
葛木神社

10数分で葛木神社に着く。この本殿の裏手に金剛山塊の最高峰の葛木岳の最高点があるが 神社の神域ということで立ち入れない。

葛木岳の山頂を眺めた後は 大阪府の最高点のある 展望台方面へと向かう。

途中に 仁王杉を見て進む。

仁王杉
展望台

葛木神社からの道は車も通れる道である。大阪府最高点の案内があるだろうと注意していたのだが いつの間にかとおり過ぎ、展望台まで来てしまった。 展望台に上がってみたが この日の天気ではまるで展望が効かずそうそうに降りてきた。

伏見峠を過ぎると急な下り坂となる。真空コンクリートパネル工法で丸い滑り止めがついているが

ぬれていたので滑らないよう注意して下る。

急下り
滝
千早のトチの木

急な下りの後は渓流沿いの道となり 右手には小さな滝がある。

さらに渓流沿いの道を下って行くと 千早のトチの木という推定樹齢300年の巨木がある。

下り坂も緩くなると バス通りに出合う。

この登山口のすぐそばにバス停があり この日はここまでで終わりである。

ロープウェイ前登山口

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1119m
最低標高513m
累計登り669m
累計下り544m
歩行距離6.8km
鳥瞰図

ほぼ西側の貝塚駅上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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