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篠井山 [しのいさん]   2016.11.30(2016.12.2作成)

山梨県の南部町にある山梨百名山の篠井山に、山の中の温泉 奥山温泉そばの奥山登山口から登って来た。

今回のコースは 奥山登山口10:28~11:28渡り場の頭11:33~12:28篠井山12:58~13:54渡り場の頭13:59~14:49奥山登山口 の約7.2Kmのピストンコースである。

篠井山はこのあたりです。
map
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踏破ルートです。
route
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「篠井」ルートと時間
駐車場10:2814:49
渡り場の頭11:28-11:3313:54-13:59
篠井山12:28-12:58
登山口

地図には奥山温泉そばの登山口に大洞観察棟と記されているが 観察棟は廃屋化している。この登山口には木彫りの熊が立っており、 熊に見送られながら 最初は舗装された林道を登って行く。

登山口
不撓不屈の滝

少し登ると左に 「不撓不屈の滝」という滝が現れる。説明板によれば 以前ははっきりした名前が無かったようであるが、 大震災後に この名前に決めたそうである。

不撓不屈の滝

渓流沿いの混合林の中の緩い登りを登って行く。左岸から右岸へと橋を渡り 同じような渓流沿いの道を登る。

このコースはしばらくは渓流沿いで あちこちに小さな滝・早瀬がある。花の時期ではないので渓流を楽しみながら登る。

沢沿いの道
橋
Km標

この登山道は頂上からの距離が0.1kmごとに標識で案内されている。緩い登りなので 確認しながら登る。

登山道から下の方に 少し大きな滝が見えてくる。良く見えるあたりに標識があり、明源の滝というそうだ。

川幅は狭いが水量は豊富なので 結構見ごたえのある滝である。

明源の滝
明源の滝
橋

枝沢にかかる橋を渡る。沢が枝分かれるごとに細くはなるが さらに渓流沿いの混合林を登って行く。

沢沿いの道
急登

やがて 沢を右手に見送り 急な登りが始まる。それほど長くはないが 急な登りの後に 再び 丸木橋で沢を渡る。

ここが 渡り場の頭というところだそうである。

渡り場の頭
渡り場の頭
檜林

渡り場の頭で沢に別れを告げ 檜の林を登って行く。林は杉に変わったりするが どちらも相当太く育っている。

この山の登山道はそんなに急ではないが とにかく登る一方である。

沢と別れ変化の少なくなった登り1時間弱で篠井山の山頂に到着する。

篠井山山頂

山頂は 富士山の見える東側の木が切られているが 山頂に着いた時には 富士山は雲の中であった。普段の行いが良いせいか?昼食を食べている間に 雲が晴れ富士山が裾野からよく見えるようになった。

山頂には 「故郷の百名山を守る会」の方位展望板が設置されているが 他にも 登頂者名簿入れというのがある。 登頂者が名前を記入するのだろうか?

富士山
名簿入れ

山頂の北側にもう一つのピーク北峰があるので 昼食後にそちらに向かった。

北峰には三つの祠がある。どれも トタン張りのあまり立派とは言えない小屋の中に設置されている。麓の三つの村の方を向いているらしい。

二つは小屋の扉が開いたので拝ませていただいた。

祠
祠
杉林

北峰からは南峰に登り返すのが大変なので 巻道を通って 登って来た道に戻る。

杉林の中の道を下っていけば 下の方に 渡り場の頭の早瀬が見えるようになる。

このあたり 熊が良く出るのか ところどころに熊よけの鐘(パイプ)が設置されている。パイプで作られているのでたたいてもあまりきれいな音とは言えない。

熊よけ

今回はピストンコースなので 下りは同じ景色を見ることになる。

半分腐った 丸太橋を渡り下って行くと 明源の滝が現れる。さらに下って行く。

丸太橋
明源の滝
橋

いくつか橋を渡り下って行くと ちらほらと紅葉も見えてくる。今年は紅葉があまりきれいでないようである。

紅葉
不撓不屈の滝

さらに渓流沿いの道を下って行くと 不撓不屈の滝が見えてくる。ここまで来れば間もなく登山口で この日の登山も終了である。

今回のコース 登りも緩く 距離も短いが 結構沢の景色を楽しめた。


おまけの温泉情報は 奥山温泉である。アルカリ性単純温泉ということで日帰り¥820である。

奥山温泉 map GoogleMapで

今回のアップダウンと今年の登破の記録である。

断面図
最高標高1394m
最低標高710m
累計登り672m
累計下り672m
歩行距離7.2km
鳥瞰図

ほぼ南側の清水IC上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。

登破の記録

距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した


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