3連休の中日に、あまり天気は良くなさそうだが武甲山へ出かけることにした。
案内書を見ていたら頂上間近まで石灰石の採石が進み、昔とだいぶ山様が変わってきていると書かれているのを見て、山がなくならないうちに登っておこうと出かけた。
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横瀬の駅を降りると駅の前に大きな武甲山が見える。こちら側は採石現場側で段々状に削っているのか縞模様が入っている。
しばらく暖かかったので雪は無いかなと思ってきたが、山は真っ白である。今日もアイゼンの世話になりそうだ。
今日のコースは西武横瀬駅8:41~一の鳥居9:50~表参道~大杉広場~武甲山11:50(昼食)12:30~長者屋敷の頭~橋立川~浦山口駅の14~15Kmのコースである。
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武甲山はこのあたりです。
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踏破ルートです。
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「武甲山」ルートと時間
横瀬駅 | 8:41 | 一の鳥居 | 9:50 | 表参道 | | 大杉広場 | | 武甲山 | 11:50-12:30> | 長者屋敷の頭 | | 浦山口駅 | 14:20 |
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横瀬の駅からは○○鉱業とか△△石灰などという採石工場の並ぶ舗装道を1時間ほど歩く。ダンプが通るとすごい埃である。
ダンプ道もそのうち幅の狭い林道になる。林道脇には雪の重みで幹から折れた杉の木が無数にある。
やがて道路わきに延命水という水場がある。今回のコース沿いにはこういう水場が多く、場所によってはペットボトルを持って汲みにきている人もいる。
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延命水からまもなく林道から別れた登山道/参道に鳥居が立っている。御岳神社の鳥居である。しばらく釣堀の中を歩いていくと再び林道に合流する。
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やがてこの林道ともわかれ、登山道に入る。
登山道には「武甲山御岳神社」の参道標がたっている。我が家のそばにも御岳神社があるが、ここの御岳神社も木曾の御岳神社と関係があるのだろうか。
ここの登山道には大山などと同じように「丁目標」がたっている。鳥居のそばで3丁目があったがその後も時々目に入る。
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やがて大きな杉の木のある大杉の広場に達する。1番太いのは直径1.5mくらいあるだろうか。他にも1m位のが何本かあるが、箱根の最乗寺の杉にはかなわないであろう。
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あと60分の標識をあとにひと踏ん張りするとすごい急な最後の登りに来る。休み休み上りきると頂上への分岐点である。
少し行くと御岳神社がある。
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神社の奥に展望台がある。あいにくの天気で見晴らしは良くないが、足元直下に広大な採石現場が見える。米粒みたいなブルドーザ、ダンプカーが見える。その先には採石工場も見える。
このままでは武甲山はやはり無くなってしまいそうである。すでに幾つかの登山道は廃道になったと表示がある。
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食事後、浦山口を目指し下り始める。このころから小雪が舞い始めた。途中の雪道は気持ちの良い綺麗な雪である。
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急なジグザグの坂を下りきると橋立川にぶつかる。ここからは川に沿って歩く。
川は雪と調和しとても気持ちよい。
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やがて雪も少なくなり集落の中に入る。まもなく浦山口の駅に到着。駅に着いたら天気は良くなり日がさし始めた。
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