梅雨の真っ最中ではあったが 花が綺麗だという南蔵王に出かけた。この山塊の屏風岳は 宮城県の最高峰でもある。 今回のコースは 縦走路入口7:45~8:42前山8:47~9:12杉ケ峰9:19~10:37屏風岳10:48~11:31南屏風岳11:40~12:30不忘山12:58~15:25女子高小屋跡15:33~スキー場15:50 で約12Kmのコースである。 |
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屏風岳はこのあたりです。 クリックすると拡大画面に |
踏破ルートです。 クリックすると拡大画面に |
「屏風岳」ルートと時間
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刈田峠にある南蔵王縦走路入口がスタート点である。登山道わきには 熊注意の標識が立っているが 出てこないことを願って登山道に入る。 まずはしばらく下って行く。 |
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小雨の降る中進むと ときどき木道が現れる。滑らないよう注意して進む。 最初の下りを下り切ったあたりに避難小屋への分岐があるが、避難小屋には立ち寄らず 前山方面に進む。 登山道わきにはいろいろな花が咲いてはいるが小雨に濡れている。 |
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避難小屋の分岐からは 緩い登りとなる。しばらく登ったところで刈田岳方面を振り返って見ても雲で頂上は見えない。 登山道わきには多くのシャクナゲがあり、灌木の中にオオシラビソの木がポツポツと生えている。これが冬にはモンスターになるのであろうか。 |
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雨の中の緩い登りを登って行くと 最初のピークの前山に到着である。が回りの展望はまるで効かない。 小休止の後 次のピークの杉ケ峰へと向かう。 |
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相変わらず緩い登りを登って行くと前方に杉ケ峰らしいピークが見えてくる。靄で周囲の地形がはっきりせず判断もあいまいになってしまう。 さらに少し登ると 杉ケ峰である。 |
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杉ケ峰からまた下っていくと また木道があり 周囲には池塘が目立つようになる。芝草平という湿地帯に入って行く。 |
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木道の両側の池塘を見ながら進めば 芝草平の標識のある デッキに到着する。 ここを過ぎると いよいよ 宮城県の最高峰 屏風岳への登りが始まる。 |
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芝草平からの登りは相変わらずだらだら坂である。途中 後烏帽子岳への分岐を左に分け さらに登ると芝草平から50分ほどで屏風岳の山頂に到着である。 |
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この山頂 山頂標が林立している。 回りの見晴も効かないので すべての山頂標の写真を撮ってみる。 屏風岳の次のピークは南屏風岳である。またしばらく下りが始まる。 |
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はい松の多い緩い登りとなり 屏風岳から40分ほどで 南屏風岳に到着する。 相変わらず小雨が降ったりやんだりの状態で山頂から周囲を見ても 靄に覆われた状態である。 |
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南屏風岳展望(2016.6.30) |
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南屏風岳を過ぎると 今までと登山道の状態が変わって来る。 山頂からの下りはすぐに ザレた道となり、あまり必要ではなかったがロープや鎖が張られたところが出てくる。 |
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ザレた下りのあとは 不忘山への登りとなるが この登りも今までとガラリと変わり岩登りのある 急な登りとなる。 この不忘山には戦時中アメリカのB29が3機墜落したそうで 登山道脇に 墜落碑が立っている。その小ピークを登ると祠がある。 この先もうしばらく急な登りが続く。 |
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急な登りをもう一登りすると不忘山山頂である。 うまい具合に雨も止んでいたので風を避けて昼食をとる。 |
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不忘山からの下りは 岩のごろついた登山道で始まる。少し下ったところに 墜落したB29の乗員などの慰霊碑がある。 不忘の碑からは結構急な下りである。 |
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岩稜の下りを過ぎると 再び樹林の中の下りとなる。時々 樹木が横になりまたいでいかないと進めない。 樹林の中を下っていると 青空が見えて来た。このまま晴れるのかと思ったが 長くは続かず 再び降ったりやんだりの天気となった。 |
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樹林の中の下りを下ること1時間くらいで弘法清水という水場に来る。湧き出た水のたまったところにはオタマジャクシがいる。 このあたりからの道はすごいぬかるみとなる。水場からの水が登山道を流れおちている。 |
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樹林の道はえぐられ底の部分はぬかるみになっているので木につかまりながら土手の上を伝い歩くようなところもある。 それでも 足を置いた場所がぬかるんでいることもあり 靴は泥だらけである。 ぬかるみも収まったあたりに広くなったところ 白石女子高校小屋跡に来る。 |
小屋跡 |
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小屋跡からは傾斜は緩くなる。左上部にゲレンデが広がっているようだ。草原の中を15分下るとスキー学校の建物がある。 この日の登山もこの少し下の駐車場までで終了。 |
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おまけのおふろ情報は やすらぎの湯 ゆっぽである。スーパー銭湯ということで温泉ではないようだ。 日帰り\650である。 |
GoogleMapで |
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今回のアップダウンと今年の登破の記録である。 |
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西側の上の山温泉上空から見た鳥瞰図で、赤線が今回のルートである。 |
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距離は歩数計から、登りはカシミールで算出した |